4D v14.3Webサーバ設定と接続管理 |
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4D v14.3
Webサーバ設定と接続管理
Webサーバ設定と接続管理
4D と 4D Serverは透過的また動的に、あなたのデータベースをWebに配信するWebサーバー (HTTPサーバー) を含んでいます。 4Dや4D ServerのHTTPサーバーを起動するためには、以下が必要です:
以上の点をすべてチェックした後に、4D内でWebサーバーを開始します。この点についてはこの節の後で説明します。 デフォルトでは、すべての4DクライアントマシンからデータベースをWebに公開できます。しかし個々の4DリモートマシンごとにWeb公開を行うかどうかを、4Dのパスワードシステムを使用してコントロールできます。 これを行うには、4Dでツールボックスのグループページを表示します (これらのパラメーターを変更する権限を持っていなければなりません)。 左のリストからグループを選択し、プラグインアクセス権エリアの4D Client Web Serverの隣のアクセスオプションをチェックします: 上記の作業により、許可されたグループのユーザーだけがWebサーバーとして4Dマシンを公開できます。 Mac OS Xでは、0~1023のポートを利用するために特別な権限が必要です。これらのポートを利用可能にするために、4DはHelperToolというユーティリティプログラムを提供しています。このプログラムがインストールされると、プログラムは適切な権限を取得し、Webポートを開くための作業を自動で行います。このメカニズムは4D (すべてのモード)、4D Server、そして4D Volume Desktopで動作します。 HelperToolアプリケーションは4Dソフトウェアに含まれます。インストールは最初に1023未満のポートを開く際自動で行われます。ツールがインストールされる旨通知され、管理者の名前とパスワードの入力を要求されます。この処理は一回だけ必要です。アプリケーションは"com.4D.HelperTool"と名称変更され、"/Library/PrivilegedHelperTools/"にインストールされます。一連の作業の後、4D Webサーバーは、使用する4Dのバージョンに関わらず、透過的に開始および停止できます。 4D Webサーバーは3つの方法で起動できます:
4D: 4D Server:
公開情報エリアで、開始時にWebサーバーを起動チェックボックスにチェックをしてOKをクリックします。これを行えば、4Dや4D Serverを起動するたびにWebが自動で公開されます。
Tip: データベースをWebに公開するために、4Dを終了して再起動する必要はありません。必要な時にWebサーバーを停止し、また開始することができます。これを行うには実行メニューを使用する、HTTPサーバー開始ボタンを使用する、またはWEB START SERVER と WEB STOP SERVERコマンドを使用します。 Webサーバテスト メニューコマンドを使用してビルトインのWebサーバが正しく実行されているか確認できます (4Dのみ)。このメニューはWebサーバが実行されているときに実行メニューからアクセスできます:
このコマンドでWebサーバが起動され、ホームページが表示可能かなどを検証できます。ページは、Webブラウザが実行されているマシンのIPアドレスを指定する標準のショートカットである、ローカルホストのURLを使用して呼び出されます。コマンドはデータベース設定で設定されたWeb公開ポート番号を考慮に入れます。 4DデータベースをWebに公開した後、Webブラウザーから接続ができるようになります。これを行うには:
この時点で、ブラウザーにはWebサイトのホームページが表示されるはずです。データベースを標準の設定で公開しているなら、4D Webサーバーのデフォルトホームページが表示されます。 以下のような状況になるかもしれません:
このような状況では、4D Webデータベースのポート番号を変更する必要があります。これを行うにはWebサーバー設定を参照してください。 注: データベースがパスワードシステムで保護されている場合、有効なユーザー名とパスワードを入力しなければならないかもしれません (詳細は接続セキュリティを参照してください)。 Webブラウザーがデータベースへの接続を試みるたびに、リクエストは以下の手順で処理されます:
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プロパティ
プロダクト: 4D 参照
_o_SET WEB DISPLAY LIMITS ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2) Inherited from : Webサーバ設定と接続管理 ( 4D v12.4) |