4D v14.3

Support of IPv6

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4D v14.3
Support of IPv6

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v14以降、4D は IPv6 アドレス記法をサポートするようになりました。この新機能は4D v14の統合サーバー(下記)に関係します:

  • Web サーバーと SOAP サーバー
  • SQL サーバー

注: IPv6 についての詳細な情報は、以下の詳細を参照して下さい: RFC 2460

IPv6 のサポートは 4D ユーザーや 4D デベロッパが気づくことはありません。プログラムはサーバーの「IPアドレス」がすべてに設定されていればIPv6接続でもIPv4接続でも無差別に受け入れます (HTTPリクエストを受け付けるIPアドレスの指定 (HTTP server) と SQLサーバの公開設定 (SQL server)を参照して下さい)。

ただし、以下の点に気を付ける必要があります:

  • ポート番号の表記
    IPv6 記法はコロン (:) を使用するので、ポート番号を追加するときには混乱を招く恐れがあることに注意して下さい。例えば以下の様な場合です:
    2001:0DB8::85a3:0:ac1f:8001 // IPv6 アドレス
    2001:0DB8::85a3:0:ac1f:8001:8081 // ポート 8081指定の IPv6 アドレス

    混乱を避けるため、 IPv6 アドレスをポート番号と併用する際には、以下の様に [] でアドレスを囲う記法が推奨されます:
    [2001:0DB8::85a3:0:ac1f:8001]:8081 //ポート 8081指定の IPv6 アドレス
  • TCPポートが使用されている際の警告は出ません
    これまでのバージョンの4Dと異なり、4D v14ではサーバーが応答するIPアドレスが「全て」に設定されていた場合には、TCPポートが他のアプリケーションで使用されていてもそれはサーバー起動時に表示されなくなりました。IPv6アドレスがあいているため、この場合4D Serverはどのようなエラーも検知しなくなりました。しかしながら、マシンのIPv4アドレスを使用、またはローカルアドレス127.0.0.1.を使用してアクセスすることは不可能になりました。
    4D serverが定義されたポートで反応していないようであれば、サーバーマシンで [::1] のアドレスを試してみてください(IPv6における 127.0.0.1 と同義です。他のポート番号をテストするためには portNum を追加して下さい)。4Dが応答するようであれば、他のアプリケーションがポートをIPv4で使用している可能性が高いです。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサーバ

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)