LISTBOX GET CELL POSITIONコマンドは、objectおよび * で指定されたリストボックスの最後にクリックされたセル、あるいはキーボードアクションで選択されたセルの位置をcolumnとrowに返します。
このコマンドは、リストボックスが入力不可に設定されている場合でも、クリックや選択アクションの位置情報を返します。
Note: row 引数に返される数値は、リストボックス行の表示/非表示状態を考慮に入れません。
オプションの引数 * を渡すことにより、object引数がオブジェクト名(文字列)であることを示します。この引数を渡さない場合、object引数が変数であることを示します。
オプション引数colVarには、列に割り当てられている変数(例えば配列)に対するポインタが返されます。
このコマンドは、次のいずれかのフォームイベントが発生するリストボックスに対してのみ、使用することができます:
- On Clicked と On Double Clicked
- On Before Keystroke と On After Keystroke
- On After Edit
- On Getting Focus と On Losing Focus
- On Data Change
- On Selection Change
- On Before Data Entry
上記以外のイベントで使用された場合、 LISTBOX GET CELL POSITIONコマンドはcolumnとrowに0を返します。
このコマンドは、マウスクリック、キーボード、(On Getting Focusを生成する) EDIT ITEM コマンドによる選択または選択解除を考慮します。
リストボックスの選択行がキーボードの矢印キーで変更された場合、column引数には0が返されます。この場合、colVarが渡されていればNilが返されます。
このコマンドで返される値は、リストボックスの列ヘッダにおける右クリック(あるいはMac OS のcontrol+クリック)では更新されません。