4D v14.3フィールドプロパティ |
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4D v14.3
フィールドプロパティ
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id name |
1 dog |
2 cat |
3 penguin |
4 snake |
5 butterfly |
6 ostrich |
このオプションメニューはテキスト、BLOB、そしてピクチャー型のフィールドで、フィールドデータを格納する場所を指定するために利用できます。以下のオプションから選択できます:
前節で説明したとおり、最適化の目的で、テキスト、BLOB、およびピクチャーフィールドのデータをレコードの外あるいはデータファイルの外に保存できます。
上記の設定を行った場合でも、パフォーマンスの理由から、適切なサイズに制限したうえで、データをレコードに保存するよう強制することができます。
この設定は内部ストレージの最大サイズ (バイト) オプションで行います。ここに入力されたサイズ (バイト単位) よりもサイズが小さいデータは格納場所の設定に関わらずレコード内に保存されます。例えばピクチャーフィールドでこの値を30,000バイトに設定した場合、20 KBのピクチャーはレコード内に保存され、40 KBのピクチャーは上記のオプションで設定した場所に保存されます。デフォルト値は0で、すべてのデータがレコードの外に保存されます。
このプロパティは文字型のフィールドで利用できます。このプロパティは、このフィールドがUUID識別子を格納するためのものであることを示します。格納されるデータはUUIDフォーマットを満たしていなければなりません (32の文字 (A-F, a-f) および数字 (0-9) の組み合わせ)。これを行うために自動UUIDプロパティ、Generate UUIDコマンド、あるいはカスタムアルゴリズムを使用できます。
このフィールドにUUIDフォーマットでない文字列を格納使用とすると、4Dはそれを自動で変換します。同じ処理は非文字フィールドからUUIDフィールドに変更された際にもその内容に対して適用されます。つまりレコードをロードする際、値は再フォーマットされ、表示されます。
UUIDフォーマット属性付きのフィールドをフォームに表示することができ、入力を行うことさえ可能です。文字は大文字で表示されます。小文字を表示したい場合、変数を使用する必要があります。
注:
このオプションはUUIDフォーマットプロパティを選択したときにのみ利用可能となります。
自動UUIDプロパティを使用して、フィールドに自動でUUID番号を生成することができます。
この番号は以下のコンテキストで自動的に計算されます:
どのような場合であれ、自動で生成されるUUIDをフィールドに保存するためには、レコードを保存しなければなりません。
注: データが読み込まれる場合は、このプロパティが選択されていても、4Dは新しい番号を生成せず、読み込んだ値を使用します (そしてフォーマットが有効でない場合は変換を行います)。しかし読み込んだ値が空の場合はUUIDが自動で生成されます。
互換性に関する注意: このオプションは以前のバージョンの4Dとの互換性の目的で保持されており、デフォルトでは何の効果もありません。これを使用可能にするためには、アプリケーション内でQuickTimeを有効化する必要があります(ピクチャ を参照して下さい)。
このプロパティはテキストおよび文字フィールドで利用できます。このオプションを選択すると、フィールドに格納されたデータに対するクエリーや並び替えはスタイルタグを考慮しなくなります。
このオプションはフォーム中のテキストエリアのデータに異なるスタイルを適用する4Dの能力に関連します。この機能に関する詳細はマルチスタイル (リッチテキストエリア)を参照してください。
スタイルの設定はテキストにHTMLタグを挿入することで行われます。これらのタグはテキストエリアが表示される際に解釈されます。
スタイルタグはデータとともに格納されます。例えばテキストフィールドに"week end"と入力すると、4Dは"week <SPAN STYLE = "color: #D81E05">end</SPAN>"を格納します。この処理はフォームレベルでユーザーに対し透過的です。しかしクエリーや並び替えにおいては、スタイルタグを無視するよう4Dに指示するために特別な設定が必要です。先の例で"week end"を検索するためには、巣とr買う茶ーエディターでフィールドに対しテキストのクエリや並び替えでタグを使用しないオプションを選択する必要があります。
注: このオプションが設定されている場合、4Dで次のコードによりthefield からthevalueの値を検索するのと同じです。:
QUERY BY FORMULA(OBJECT Get plain text(thefield)="thevalue")
インデックスプロパティはBLOBとピクチャーを除くすべてのフィールド型で利用できます。キーワードインデックスプロパティは文字、テキストおよびピクチャーフィールドで利用できます。
インデックスを使用すると、データ間の処理や検索の速度を向上させることができます。
インデックスの管理についてはインデックスの作成と変更で説明しています。
データ入力制御はフォームレベルでフィールドや入力可オブジェクトに対し設定できます。データ入力制御はフォーム上のフィールドや入力可オブジェクトに、ユーザーが入力できるものを制限します。
フィールドに必須入力属性が設定されていると、データ入力時にユーザーはそのフィールドに値を入力しなければなりません。4Dは必須入力フィールドが空である場合、そのレコードを受け入れません。必須入力はデータベース中で必須の情報を格納するフィールドに設定します。レコードをユニークに識別するためのフィールドは、必須入力を設定すべき良い例です。社会保障番号、請求番号、従業員番号などには必須入力属性を設定して、レコードの整合性を保護することができます。
この属性は特定のフォームのフィールドに対して設定することもできます。ストラクチャーエディターで必須入力属性を選択すると、フォームごとにそれを解除することはできません。他方、ストラクチャーエディターでこの属性が設定されていない場合に、フォーム上で必須入力属性を適用することは可能です。フォームでフィールドに必須入力属性を設定することに関しては、“入力可および必須入力属性を設定する”を参照してください。
注: 4Dにおいて、フィールドには"ヌル値の入力を拒否"プロパティを設定することができます (前述)。2つのコンセプトは同様ですが、スコープが異なります。“必須入力”属性はデータ入力制御であり、“ヌル値の入力を拒否”属性はデータベースエンジンレベルで動作します。
Iフィールドにこの属性が設定されていると、4Dはフィールドに最初に入力された値を受け入れますが、レコードが保存された後は、ユーザーがそれを変更することを許可しません。ユーザーは最初にレコードが作成されるとき、レコードが保存される前までしか、入力を編集することはできません。レコードが保存されると、フィールドの値は編集できなくなります。その後、値はメソッドあるいはデザインモードでこのオプションを取り除いた後でのみ、編集可能です。
修正不可は会計監査の支払日等を格納するフィールドに使用されます。修正不可はしばしばテーブル中のレコードをユニークに識別するためのフィールドに使用されます。
注: この属性はページモードで詳細フォームに表示されるフィールドに対して動作します。他のケース (リスト入力、リストあるいはページモードのサブフォーム中への入力) では、フィールドの値は編集可能です。
表示のみが設定されたフィールドには、ユーザーはキーボードから値を入力することはできません。そのようなフィールドにはデフォルト値を設定するか、フィールドに値を挿入するコードを書かなくてはなりません。表示のみ属性を持つフィールドは、計算された総計やメソッドで割り当てられて一連番号など、ユーザーに編集させたくない値を表示する際に便利です。
特定のフォームに対して、フィールドを入力不可に設定することもできます。フォーム上のフィールドを入力不可に設定する方法は、“入力可と必須入力属性を設定する”を参照してください。
このオプションはテキストフィールドで利用できます。このオプションがチェックされていると、そのあとに作成されたフォームで、テキストフィールドは自動で複数行のテキストを受け入れるよう設定されます。この場合のデフォルトの特徴は以下の通りです:
このオプションがチェックされていないと、フォーム上のテキストフィールドのデフォルトアピアランスは文字フィールドと同じです。一行分の高さでスクロールバーがなく、改行キーによりフォーム中の次のオブジェクトに移動します。
フォームエディターでこれらのアピアランスについてはいつでも変更できます。
項目選択を使用する属性を使用すると、フィールドに情報を入力する際、選択リストが表示されます。この属性を使用するためには、まずリストエディターを使用して選択リストを作成する必要があります (リスト参照)。
特定のフォーム上でフィールドに対し選択リストを割り当てることができます。しかしフォーム上だけで選択リストを割り当てると、そのリストはクエリーエ ディターなど他のエディターやダイアログボックス上では表示されません。フォームで選択リストを使用する方法についてはデータ入力の制御と補助を参照してください。
注: フォームレベルで指定リストや除外リストを設定することもできます。項目選択を使用するオプションをチェックしたら、メニューから作成済みの選択リストを選択します。[...]ボタンをクリックすると、直接リストエディターにアクセスできます (リスト参照)。
フィールドにヘルプTipを追加して、ユーザーにフィールドに関する追加の情報を提供することができます。TipがヘルプTipエリアに入力されると、ユーザーがフォーム上でそのフィールド上にカーソルを合わせるとTipがフィールドの隣に表示されます。ヘルプTipはすべてのプラットフォーム上で表示されます。
ユーザーがマウスポインターをフィールド上に重ねると、tipは以下のように表示されます:
特定のフォーム上でTipを使用することもできます。特定のフォームのみにTipを割り当てると、それは他のフォーム上では表示されません。フォームにTipを割り当てる方法についてはヘルプメッセージを参照してください。
インスペクターパレットのコメント欄はフィールドに関する追加情報を格納するために使用できます。このコメントはすべてのデベロッパーに対して表示されます。
テーブルやリレーションも各々コメントエリアを持っています。
インスペクターパレットのSQLエリアには、SQLランゲージからそのフィールドを参照する際の有用な情報が表示されます。
このエリアには特に、指定された名前がSQLの命名規則に沿っているかどうかが表示されます (例えば4Dと異なりSQLは名前にスペースが含まれることを許可しません)。
フィールドでは、SQL情報エリアにはSQL属性も表示されます (型やプロパティ)。
プロダクト: 4D
テーマ: データベースストラクチャーの作成
デザインリファレンス ( 4D v14.3)
Inherited from : フィールドプロパティ ( 4D v14 R2)