4D v14.3

DOM EXPORT TO FILE

ホーム

 
4D v14.3
DOM EXPORT TO FILE

DOM EXPORT TO FILE 


 

DOM EXPORT TO FILE ( elementRef ; filePath ) 
引数   説明
elementRef  文字 in ルートXML要素参照
filePath  テキスト in ファイルへのフルパス

説明   

DOM EXPORT TO FILE コマンドは、XMLツリーをディスク上のファイルに格納します。

elementRef 引数には書き出すXMLのルート要素参照を渡します。

filePathには使用する、または作成するファイルのフルパスを渡します。ファイルが存在しない場合は作成されます。

ファイル名のみ (アクセスパスなし) を渡した場合、ストラクチャファイルと同階層でファイルを検索し、または作成します。

空の文字列 ("") を渡すと、標準のファイルを作成・開くダイアログが表示されます。

XMLにおいて、改行はそれがXML要素の内側あるいは間いずれにあるかにかかわらず、大きな意味を持ちません。内部的にXMLは標準のLF文字を行区切り文字として使用します。

読み込みや書き出し処理の間、行区切り文字は変換されることがあります。読み込み時、XMLパーサーはCRLF文字 (Windowsの標準改行) をLF文字に置き換えます。書き出し時、LF文字はCR文字に置き換えられます。

改行を保持したい場合、その部分をXML CDATAセクションに含めます。そうすることによりXMLパーサーはその部分を解析対象としなくなります。CRLF文字の代わりに"<br/>"を使用することもできます。これは明示的な改行文字で、パーサーによる解析は行われません。

例題  

以下の例題ではXMLツリーvElemRefをファイルMyDoc.xmlに格納します:

 DOM EXPORT TO FILE(vElemRef;"C:\\folder\MyDoc.xml")

 コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます。

エラーは以下の場合に生成されます:

  • ルート要素参照が無効の場合。
  • アクセスパスが無効の場合。
  • ボリュームがエラーを返す場合 (空き容量がない場合など)。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML DOM
番号: 862

このコマンドはOKシステム変数を更新しますErrorシステム変数が更新されることがあります。

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
参照 

DOM EXPORT TO VAR
SVG EXPORT TO PICTURE

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)