4D v12.4OBJECT Get format |
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4D v12.4
OBJECT Get format
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OBJECT Get format ( {* ;} object ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
* | 演算子 |
![]() |
指定時, Objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, Objectはフィールドまたは変数 | |||||
object | フォームオブジェクト |
![]() |
オブジェクト名 (* 指定時), または フィールドまたは変数 (* 省略時) | |||||
戻り値 | 文字 |
![]() |
オブジェクト表示フォーマット | |||||
OBJECT Get format コマンドは、object引数で指定されたオブジェクトに適用された現在の表示フォーマットを返します。
オプションの * 引数を指定した場合、objectはオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、objectはフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フィールドまたは変数のみ) を指定します。
このコマンドはオブジェクトの現在の表示フォーマット、つまりデザインモードやOBJECT SET FORMATコマンドで定義されたフォーマットを返します。OBJECT Get formatは、表示フォーマットを受け入れるあらゆるタイプのフォームオブジェクト (フィールドや変数) に対して使用することができます (ブール、日付、時間、ピクチャ、文字列、数値、ボタングリッド、ダイヤル、サーモメータ、ルーラ、ピクチャポップアップメニュー、ピクチャボタン、3Dボタン)。これらのオブジェクトの表示フォーマットに関する詳細は、OBJECT SET FORMATコマンドの説明を参照してください。
Note: コマンドを一連のオブジェクトに対して適用した場合、最後に選択されたオブジェクトのフォーマットが返されます。
OBJECT Get format コマンドを日付、時間、ピクチャタイプのオブジェクト (定数で定義されたフォーマット) に対して適用すると、定数の文字コードに相当する文字列が返されます。定数の値を取得するには、この戻り値に対してCharacter codeコマンドを適用してください(後述)。
この例は、“myphoto”という名前のピクチャ変数に対して適用されたフォーマット定数の値を取得します:
C_STRING(2;$format)
OBJECT SET FORMAT(*;"myphoto";Char(On Background))
//背景フォーマットを適用する (value = 3)
$format:=OBJECT Get format(*;"myphoto")
ALERT("フォーマット番号:"+String(Character code($format)))
//"3"が表示される
プロダクト: 4D
テーマ: オブジェクトプロパティ
番号:
894
初出: 4D 2004
名称変更: 4D v12