4D v12.1

新しい日付フォーマット (Stringコマンド)

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4D v12.1
新しい日付フォーマット (Stringコマンド)

 

新しい日付フォーマット (Stringコマンド)  


 

 

4D v12.1では新しい日付/時間フォーマットをサポートすることで、タイムスタンプの生成がより容易になりました。これらのフォーマットは特にXMLやWebの処理で使用されます。

これらのフォーマットは既存のStringコマンドで利用できます。日付と時間を処理するために、このコマンドはオプションの第三引数combTimeを受け入れるようになりました。この時間タイプの引数はexpression引数が日付の場合にのみ使用されます (後述)。

ISO8601フォーマットの日付を返すISO Date日付フォーマットで、第三引数を使用することにより、日付と時間を合成した結果を取得できるようになりました:

 $mydate:=String(Current date;ISO Date// 戻り値例: 2010-09-13T00:00:00
 $mydate:=String(Current date;ISO Date;Current time// 戻り値例: 2010-09-13T18:11:53

新しいISO Date GMT日付フォーマットはISO Dateフォーマットと同じですが、時間帯を考慮に入れる点が異なります (ISO Dateフォーマットはローカルの日付と時刻を表します)。 そのためローカルの時間帯により日付が前や後ろにずれることがあります。

 $mydate:=String(Current date;ISO Date GMT;Current time// 2010-09-13T16:11:53Z

最後の文字"Z"はUTCで表記していることを表します。

日付のみを渡すと、コマンドはその日のローカル時間00:00:00をUTCで表現した値を返します:

 $mydate:=String(Current date;ISO Date GMT// 日本では2010-09-12T15:00:00Zとなる

RFC 822およびRFC 1123に定義された標準に基づく日付と時刻フォーマットを得るために、新しいDate RFC 1123日付フォーマットを使用できます。このフォーマットはたとえばHTTPヘッダーにCookieの有効期限を設定するために使用されます。

 $mydate:=String(Current date;Date RFC 1123;Current time// Fri, 10 Sep 2010 13:07:20 GMTを返します

表現される時間は時間帯が考慮されます (GMT)。日付のみを渡すと、コマンドはローカルタイムの00:00:00をGMTに変換して返します。

返される値は時間帯により日付が前後に移動することがあります:

 $mydate:=String(Current date;Date RFC 1123// 日本では例えばThu, 09 Sep 2010 15:00:00 GMTが返される

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 新しい日付フォーマット (Stringコマンド)