4D v16.3Web/オプション (I) ページ |
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4D v16.3
Web/オプション (I) ページ
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4D Webにはキャッシュがあり、スタティックページ, GIF, JPEG (<128 kb) そしてスタイルシート (.css files) などがリクエストされると、メモリにロードされます。 キャッシュの利用は、スタティックページの送信時にWebサーバのパフォーマンスを劇的に向上します。 キャッシュはすべてのWebプロセスで共有されます。環境設定でキャッシュのサイズを設定できます。4D v14 R5以降、新規作成されたデータベースではデフォルトではスタティックページのキャッシュは有効になっています。有効にするには、4D Webキャッシュを使用するオプションをチェックします。 ページキャッシュサイズエリアでキャッシュのサイズを変更できます。この設定はスタティックページのサイズや数、およびホストマシンで利用可能なリソースによります。 注: Webデータベースを利用する間、WEB GET STATISTICSコマンドを使用してキャッシュのパフォーマンスを検証できます。例えばキャッシュ利用率が100%,に近い場合、キャッシュに割り当てたメモリ量を増やすことを考慮します。 キャッシュが有効になっているとき、4D Webサーバはブラウザからリクエストされたページをまずキャッシュから探します。ページが見つかると、即座にそれを送信します。見つからなければ、4Dはディスクからページをロードし、それをキャッシュに置きます。 いつでもページやイメージをキャッシュからクリアできます (例えばスタティックページを更新し、キャッシュにそれをリロードさせたい場合)。 注: 特殊なURL/4DCACHECLEAR を使用することもできます。 サーバー上で、活動していないWebプロセスを閉じるための最大タイムアウト時間を設定できます。 このオプションは、サーバー上で同時に開くことのできるすべてのWebプロセスの最大同時接続数を設定します(標準Webプロセス、またはプールされたプロセスなどすべて)。このパラメターは、異常な数のリクエストによる4D Webサーバの飽和状態を避けるために使用します。 デフォルトでこの値は100です。10から32000の値を設定できます。 最大Web同時接続数 (マイナス1) に達すると、4Dは新しいプロセスを作成せず、“Server unavailable” (ステータス HTTP 503 - Service Unavailable) を返信します。 理論上は、Webプロセスの最大数は以下の式で求められます: 利用可能なメモリ÷Webプロセススタックサイズ (*) 4DがWebプロセスに割り当てるスタックサイズは、64-bit版で約512KB、32-bit版で約256KBとなっています(これらは概算値であり、コンテキストによって変動することがあります)。 4D HTTPサーバーによるユーザーセッションの自動管理内部メカニズムを有効にしたり無効にしたりします。このメカニズムについてはWebセッション管理で説明しています。 4D v13以降に作成されたデータベースではデフォルトでこのメカニズムが有効になっています。他方互換性のため、v12以前のバージョンから変換されたデータベースでは無効になっています。この機能を利用するためには明示的に有効にしなければなりません。 このオプションが選択されていると、"一時的なコンテキストを再利用する"オプションも自動で選択され、ロックされます。 前のWebリクエストを処理するために作成されたWebプロセスを再利用することによって、4DリモートモードのWebサーバの動作を最適化できます。実 際、4DリモートモードのWebサーバはそれぞれのWebリクエストを処理するために専用のWebプロセスを必要とします。必要であれば、このプロセスは 4D Serverマシンに接続してデータやデータベースエンジンにアクセスします。そしてプロセス独自の変数やセレクションを使用してコンテキストを作成しま す。リクエストの処理が終了すると、このプロセスは廃棄されます。 コンパイル済みアプリケーションにおいてプリエンゲィブWebプロセスを有効化します(ただし64-bit 版アプリのみ)。プリエンティブプロセスを使用が選択されているとき、Web関連のコード(4D タグとWebデータベースメソッドを含む)は、コンパイル時にプリエンティブな実行が可能かどうかが評価されます。詳細な情報については、プリエンプティブWebプロセスの使用を参照して下さい。 データベース設定で、Webサーバに適用するアクセスkんトロールシステムを設定できま す。2つの認証モード、BASICモードとDIGESTモードが提供されています。認証モードはユーザ名とパスワードに関する情報の取得と処理方法に関連します。
ユーザにとり、いずれの認証モードを使用するかは透過的です。 Notes: データベース設定ダイアログボックスで、Webサーバに適用するアクセスコントロールシステムを定義できます。これを行うにはWebテーマのオプション (I)ページを表示します: "Webパスワード"エリアで、3つのオプションから選択できます:
4DリモートモードのWebサーバでは、すべての4Dリモートモードのマシンが同じユーザテーブルを共有することを覚えておいてください。ユーザ/パスワードの検証は4D Serverアプリケーションで行われます。 BASICモードを使用する場合、4D Webサーバーへの接続をフィルターするシステムは、2つのパラメーターの組み合わせに基づきます:
組み合わせは以下のとおり: “BASIC認証のパスワード”が選択され、“4Dパスワードを含む”が選択されていない場合:
注: ブラウザーから送信されたユーザー名が空の文字列で、かつOn Web Authenticationデータベースメソッドが存在しない場合、ブラウザーにパスワードダイアログボックスが送信されます。 “BASIC認証のパスワード” と “4Dパスワードを含む” が選択されている場合:
BASICモードと異なり、DIGESTモードは標準の4Dパスワードシステムと互換がありません。4DパスワードをDigest Web認証に使用できません。このモードが選択されると“4Dパスワードを含む”オプションは選択不可となります。Webユーザーの認証は、(テーブル等を使用した) カスタマイズされた方法で管理しなければなりません。 4D Webサーバーのアクセスシステムの処理を以下に図示します: 事前に4Dパスワードテーブルに登録したユーザーを、“一般Webユーザー”として定義できます。この場合サーバーに接続するブラウザーは、それぞれこの一般ユーザーに割り当てられたアクセス認証や制限を使用できます。これによりデータベースの異なる部分へのブラウザーによるアクセスを簡単にコントロールできます。 注: ブラウザーからメソッドやフォームなどアプリケーションの様々なパーツへのアクセスを制限することを可能にするこのオプションと、パスワードシステムとOn Web Authenticationデータベースメソッドで管理するWebサーバー接続コントロールシステムとを、混同しないでください。 一般Webユーザーを定義するには:
"BASIC認証のパスワード"は一般Webユーザーがどのように動作するかには影響を与えません。このオプションのステータスにかかわらず、データベースに接続が許可されたすべてのWebブラウザーに、“一般Webユーザー”に割り当てられたアクセス認証と制限が適用されます。 しかし"4Dパスワードを含む"オプションが選択されていると、2つの可能性が発生します:
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v16) |