4D v16.3

QR ON COMMAND

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4D v16.3
QR ON COMMAND

QR ON COMMAND 


 

QR ON COMMAND ( area ; methodName ) 
引数   説明
area  倍長整数 in エリア参照
methodName  文字 in 置き換えメソッド名

4D v16 以降、64-bit版の4Dには新しいクイックレポート(64-bit版) エディターが含まれています。このエディターの"ribbon"インターフェースはカスタマイズ不可となっています。そのためこのコンテキストでは、QR ON COMMAND は大部分の定数を使用することができません(QR EXECUTE COMMANDも参照して下さい)。

説明  

QR ON COMMAND コマンドは、ユーザによるメニューコマンドの選択やボタンのクリックなどで、クイックレポートコマンドが起動されると、 methodName に渡された4Dメソッドを実行します。areaが0の場合、データベースが閉じられるか、QR ON COMMAND (0;"")という構文で QR ON COMMAND コマンドが呼び出されるまで、methodNameが各クイックレポートエリアに適用されます。

methodNameは次の2つの引数を受け取ります:

  • $1はエリアの参照(倍長整数)です。
  • $2は選択されたコマンドのコマンド番号(倍長整数)です。この値は QR Commands テーマ内にある定数と比較可能です。

注: データベースをコンパイルする予定がある場合、$1$2を使用しない場合でも、それぞれを倍長整数として定義する必要があります。

最初のコマンドを実行させたい場合には、呼び出されるメソッドに次の命令を記述する必要があります: QR EXECUTE COMMAND($1;$2)

無効なarea番号を渡した場合、エラー番号-9850が生成されます。



参照 

QR Commands
QR EXECUTE COMMAND
QR Get command status

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: クイックレポート
番号: 790

Errorシステム変数が更新されることがあります。

 
履歴 

New
初出: 4D 2003
変更: 4D v14
変更: 4D v16

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)