4D v16.3PRINT SELECTION |
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4D v16.3
PRINT SELECTION
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PRINT SELECTION ( {aTable}{;}{* | >} ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
aTable | テーブル |
![]() |
セレクションを印刷するテーブル, または 省略した場合、デフォルトテーブル | |||||
* | > | 演算子 |
![]() |
*: 印刷ダイアログを省略, または >: 印刷設定の再初期化をしない | |||||
PRINT SELECTION は、aTableのカレントセレクションを印刷します。レコードは、カレントプロセスのテーブルのカレント出力フォームを使用して印刷されます。PRINT SELECTIONは、デザインモードのプリント...メニューと同じ動作を実行します。セレクションが空の場合、PRINT SELECTION は何も行いません。
デフォルトで、PRINT SELECTION は印刷の前にプリンターダイアログボックス (32-bit 版) あるいはプリントジョブダイアログボックス (64-bit 版) を表示します。ユーザが印刷ダイアログボックスでキャンセルを行った場合、コマンドはキャンセルされ、印刷を行いません。
オプション引数の * または > を使用して、ダイアログボックスの表示を取り消すことができます:
印刷中には、デザインモードのプロパティリストウィンドウで有効にされたフォームおよびオブジェクトのイベントと、実際に発生しているイベントに応じて、出力フォームのフォームメソッドとオブジェクトメソッドが実行されます:
PRINT SELECTION が最初のヘッダーを印刷しているかどうかは、On Headerイベントで Before selection を判定することによって調べることができます。またOn Printing Footerイベントで End selection を判定することによって、最後のフッターかどうかをチェックすることができます。これら関数の詳細は、それぞれのコマンドや Form event、Level の説明を参照してください。
PRINT SELECTION を使用し、小計やブレーク付きでセレクションを印刷するには、まずそのセレクションをソートしなければなりません。次に、レポートの各ブレークエリアに、小計を変数に代入するオブジェクトメソッドを持つ変数を配置します。変数に値を代入する、Sum や Average のような統計関数と算術関数を使用することもできます。詳細はSubtotal、BREAK LEVEL、ACCUMULATE コマンドの説明を参照してください。
警告: PRINT SELECTION のコンテキストで PAGE BREAK コマンドを使用してはいけません。PAGE BREAK は Print form のコンテキストで使用します。
PRINT SELECTION の呼び出し後、プリントが正常に終了するとシステム変数OKに1がセットされます。プリントが中断された場合には、システム変数OKには0がセットされます(例えばユーザが印刷ダイアログボックスでキャンセルをクリックした場合)。
4D Server: このコマンドは、ストアドプロシージャーのフレームワークにおいて4D Server上で実行することができます。この状況では、次の制約があります:
以下の例は、最初に[People]テーブルのすべてのレコードを選択します。次にDISPLAY SELECTIONコマンドを使用してすべてのレコードを表示し、ユーザがプリントするレコードを選択します。最後にUSE SETコマンドにより、選択されたレコードをPRINT SELECTIONで印刷します:
ALL RECORDS([People]) ` 全レコード選択
DISPLAY SELECTION([People];*) ` レコード表示
USE SET("UserSet") ` ユーザが指定したレコードのみを使用
PRINT SELECTION([People]) ` 印刷実行
プロダクト: 4D
テーマ: 印刷
番号:
60
変更: 4D 2004
変更: 4D v15 R5
ランゲージリファレンス ( 4D v16)
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ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)