4D v14.3ST INSERT EXPRESSION |
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4D v14.3
ST INSERT EXPRESSION
ST INSERT EXPRESSION
ST INSERT EXPRESSIONコマンドは、object 引数で指定したスタイル付テキストフィールドまたはテキスト変数内に、4D 式への参照を挿入します。 任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。 expression 引数には、オブジェクト内にて評価したい4D式を渡します。有効な4D式とは、値を返す文字列です。expression 引数には、フィールド、変数、4Dコマンド、値を返す宣言、プロジェクトメソッド等を指定することができます。 4D式は、引用符("")で囲まれている必要があります。
注: expression 引数にピクチャ型の変数を渡すことはできません。 expression で指定した4D式から返ってきた値がキャリッジリターンとタブを含んでいた場合、4D式が入っているオブジェクトに合わせてそのテキストを表示します。例えばこのとき、キャリッジリターンは改行として扱われます。 expression 引数に、任意のフォーマット情報を渡すことによって、4D式のフォーマット形式を指定することが出来ます。この場合、以下の書式で指定する必要があります: "String(value;format)" value 引数には4D式そのものを渡し、 format 引数には適用したい書式を渡します。format には以下のどれかを指定することができます:
例えば、以下の様な形になります: "String([Table_1]Field_1;System date short)" 特に何も指定しなければ、 expression の 値 がマルチスタイルテキストエリアに表示されます。また、 ST SET OPTIONS コマンドを使用することによって強制的に参照を表示させることもできます。 任意の startSel 引数と endSel 引数はobject 内のテキストの選択範囲を指定します。 startSel と endSel は標準テキストのみをカウントし、スタイルタグは文字数としてはカウントされません。参照は一文字としてカウントされるということに注意して下さい。
4D では、選択範囲を自動的に指定するために startSel 引数と endSel 引数に渡す定数をご用意しています。これらの定数は "Multistyle Text" テーマ内にあります:
(*) これら二つの定数を使用する際には、 object 引数にオブジェクト名を渡してあげる必要があります。フィールドへの参照または変数を渡した場合、コマンドはオブジェクト内の全てのテキストに適用されます。 注: もし startSel 引数が endSel 引数より大きい場合、コマンドは何も行わず、OK変数は0に設定されます(ただし endSel が0である場合を除く)。 選択したテキストをプロジェクトメソッドの結果で置き換える場合を考えます: ST INSERT EXPRESSION(*;"myText";"MyMethod";ST Start highlight;ST End highlight) |
プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
参照
ST FREEZE EXPRESSIONS ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2) |
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