4D v14.3

SET AUTOMATIC RELATIONS

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4D v14.3
SET AUTOMATIC RELATIONS

SET AUTOMATIC RELATIONS 


 

SET AUTOMATIC RELATIONS ( one {; many} ) 
引数   説明
one  ブール in すべてのn対1リレーションの状態
many  ブール in すべての1対nリレーションの状態

説明   

SET AUTOMATIC RELATIONSは、カレントプロセスで、データベース全体のマニュアルリレートを一時的に自動リレートに変更します。リレートは、次にSET AUTOMATIC RELATIONSコマンドを使用するまで自動リレートのままになります。

  • oneTrueの場合、すべてのn対1のマニュアルリレートを自動リレートに設定します。oneFalseの場合、前もって自動リレートにしたすべてのn対1リレートがマニュアルリレートに戻ります。
  • manyも1対nリレートに対して同じように作用します。

このコマンドはデザインモードで既に自動リレートに設定されたものに対しては無効です。

すべてのリレーションをデザインモードでマニュアルに設定した場合、このコマンドを使用して自動リレートを必要とする処理の直前で自動リレートに切り替えることができます (リレーショナル検索やソート等)。処理が終了した後で、再度マニュアルリレートに戻すことができます。

このコマンドはデザインモードで自動リレートに設定されたリレートを自動リレートを使用した処理(例えばリレートを利用した検索や並び替えなど)を行う直前に手動リレートに変更します。処理が終了した後に、再度SET AUTOMATIC RELATIONSを呼び出して手動リレートに戻すことができます。

注: SET AUTOMATIC RELATIONSコマンドに True を渡すと、全ての手動リレートがセッション中に自動モードが"ロック"されます。この場合、 SET FIELD RELATION コマンドはSET AUTOMATIC RELATIONSの前にあっても後ろにあっても、同じセッション中は呼び出しが無視されます。自動モードを解除してSET FIELD RELATIONの呼び出しを有効化する際には、SET AUTOMATIC RELATIONSFalseを渡します。

例題  

以下の例は、すべてのn対1のマニュアルリレートを自動リレートに設定し、前もって自動リレートにした1対nリレートを手動リレートに戻します:

 SET AUTOMATIC RELATIONS(True;False)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: リレーション
番号: 310

 
履歴 

変更: 4D 2004

 
参照 

GET AUTOMATIC RELATIONS
GET RELATION PROPERTIES
SELECTION RANGE TO ARRAY
SELECTION TO ARRAY
SET FIELD RELATION
リレーションについて

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)