4D v14.3

SET FIELD RELATION

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4D v14.3
SET FIELD RELATION

SET FIELD RELATION 


 

SET FIELD RELATION ( manyTable | manyField ; one ; many ) 
引数   説明
manyTable | manyField  テーブル, フィールド in リレーションの開始テーブル, または リレーションの開始フィールド
one  倍長整数 in テーブルまたはフィールドを開始点とする n対1リレーションの状態
many  倍長整数 in テーブルまたはフィールドを開始点とする 1対nリレーションの状態

説明   

SET FIELD RELATION コマンドを使用すると、デザインモードのリレートプロパティウィンドウで設定した初期状態が何であれ、データベースの各リレートの自動/マニュアルの状態を個別に設定できます。

1番目の引数には、テーブルやフィールドの名前を渡します:

  • フィールド名 (manyField) を渡すと、コマンドは指定したnフィールドから開始するリレートに対してのみ適用されます。
  • テーブル名 (manyTable) を渡すと、コマンドは指定したnテーブルから開始するリレートに対してのみ適用されます。
  • manyFieldまたはmanyTableから開始するリレートが存在しない場合、シンタックスエラー16(“このフィールドにはリレートが設定されていません。”)が生成され、システム変数OKには0が代入されます。

引数onemanyには、指定した1対nリレートやn対1リレートに適用される自動/マニュアルの状態を示す値を渡します。この値として、“”テーマの定数を使用できます。

定数 コメント
Automatic 倍長整数 3 カレントプロセスに対し、リレートを自動に設定する。
Do not modify 倍長整数 0 リレートの現在のステータスを変更しない。
Manual 倍長整数 2 カレントプロセスに対し、リレートをマニュアルに設定する。
Structure configuration 倍長整数 1 アプリケーションのストラクチャウインドウで指定されたリレートの設定を使用する。

Note: このコマンドを使用して行った変更は、カレントプロセスに対してのみ適用されます。リレートプロパティウィンドウのオプションを用いて指定されたリレート設定は変更されません。

Note: SET AUTOMATIC RELATIONSコマンドに対してを同じセッション中に渡したとき、SET FIELD RELATIONへの呼び出しは、それがSET AUTOMATIC RELATIONSの前にあろうと後ろにあろうと無視されます。自動モードをロックしてSET FIELD RELATIONへの呼び出しを有効化するためには、SET AUTOMATIC RELATIONSを渡します。

例題  

このコマンドを使用することにより、クイックレポートのリレート管理がさらに容易になります。以前のバージョンの4Dでは、エディタ上でリレートを利用するには、すべてのリレートを自動に設定する必要がありました。次のコードを使用すると、有用なリレートだけを自動に設定できるようになります:

 SET AUTOMATIC RELATIONS(False;False`すべてのリレーションをリセット
  `以下のリレーションのみを使用する
 SET FIELD RELATION([Invoices]Cust_IDt;Automatic;Automatic)
 SET FIELD RELATION([Invoice_Row]Invoice_ID;Automatic;Automatic)
 QR REPORT([Invoices];Char(1);True;True;True)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: リレーション
番号: 919

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
参照 

GET AUTOMATIC RELATIONS
GET FIELD RELATION
GET RELATION PROPERTIES
SET AUTOMATIC RELATIONS

 
タグ 

Lien

 
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