4D v14.3

RELEASE MENU

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4D v14.3
RELEASE MENU

RELEASE MENU 


 

RELEASE MENU ( menu ) 
引数   説明
menu  MenuRef in メニュー参照

説明   

RELEASE MENU コマンドはmenu に渡したIDを持つメニューをメモリから解放します。このメニューはCreate menu コマンドで作成されたものでなければなりません。以下のルールが適用されます: 各Create menuに対応するRELEASE MENUコマンドが呼び出されなければなりません。

このコマンドはmenuメニューのすべてのインスタンスを、すべてのプロセスのすべてのメニューバーから取り除きます。メニューが使用中のメニューバーに属する場合、引き続き使用することはできますが、変更することはできなくなります。このメニューは、それがメニューバーに現れなくなった後に、実際にメモリから取り除かれます。

このコマンドはメニューバーとして使用されるメニューに使用できます。

menuにより使用されるサブメニューが直接Create menuコマンドで作成されていた場合は、取り除かれません。この場合個々に取り除く必要があります (先のルールが適用されます)。しかしサブメニューが既存のメニューの複製である場合、RELEASE MENUで取り除くことはできません。4Dが自動で取り除きます。

例題  

この例題では、このコマンドの異なる用法を示します:

 newMenu:=Create menu
 APPEND MENU ITEM(newMenu;"Test1")
 subMenu:=Create menu
 APPEND MENU ITEM(subMenu;"SubTest1")
 APPEND MENU ITEM(subMenu;"SubTest2") // サブメニューに項目を追加する
 
 APPEND MENU ITEM(newMenu;"Test2";subMenu// メニューにサブメニューを追加
 
  // この時点でサブメニューがメニューに追加されています。あとでこのサブメニューを使用しなのであれば、この時点で削除を行うことができます。
  // 削除を行っても即座にsubMenuが消去されるわけではありません。それはサブメニューがまだnewMenuにより使用されているからです。subMenuはnewMenuが削除されたときに、削除されます。
  // ここでサブメニューを削除することでメモリを節約できます。
 RELEASE MENU(subMenu)
 
 $result1:=Dynamic pop up menu(newMenu// メニューを使用する
 copyMenu:=Create menu(newMenu// newMenuをコピーして新しいメニューを作成する (subMenuもコピーされます)
 RELEASE MENU(newMenu// newMenuはもう必要ありません
 
 $result2:=Dynamic pop up menu(copyMenu)
 RELEASE MENU(copyMenu)
  // copyMenuのサブメニューについて考慮する必要はありません。サブメニューはCreate menuを使用して作成されたものではないからです。
  // 従うべきルールは、各Create menuに対応するRELEASE MENUを呼び出すことです。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: メニュー
番号: 978

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL

 
参照 

Create menu

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)