4D v14.3

PLAY

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4D v14.3
PLAY

PLAY 


 

PLAY ( objectName {; channel} ) 
引数   説明
objectName  文字 in サウンドファイル名、またはMac OSの"snd "リソース、またはシステムサウンド
非同期再生を中断する場合、空の文字列
channel  倍長整数 in 指定した場合、シンセサイザーチャネルと非同期実行、省略した場合同期実行

説明   

PLAYコマンドを使用してサウンドやマルチメディアファイルを再生できます。再生したいファイルの完全なパス名を objectName に渡します。Mac OSでは、コマンドを使用してサウンドリソースやシステムサウンドを再生することもできます。

  • ファイルを再生するには、objectNameにそのパス名を渡します。フルパス名またはデータベースストラクチャファイルからの相対パス名を渡せます。
    主なサウンドおよびマルチメディアフォーマットがサポートされています: .WAV, .MP3, .AVI, .AIFF (Mac OS), 等。Mac OSでは、コマンドは特にCore Audioフォーマットをサポートしています。
    注: 非同期モードでマルチメディアファイルやオブジェクトを再生することはできません。そうしたい場合はOLEサービスを使用します。
  • (Mac OSのみ) システムサウンドを再生するには、objectName 引数に直接その名前を渡します。
    注: 互換性のため、4Dはまず'snd 'リソースからobjectNameを探します。

引数 channel は、Macintoshシンセサイザチャネルを指定します。channel が指定されていない場合、 channel はデジタル化された単純なサウンドとみなされ、同期指定になります。同期指定では、サウンドが終了するまですべての処理が停止します。channel が0の場合、チャネルはデジタル化された単純なサウンドとみなされ、非同期指定になります。非同期指定では、処理は停止せず、サウンドがバックグラウンドで再生します。

非同期サウンドの再生を停止するには、以下のステートメントを使用します。

 PLAY("";0)

Windows上でのビデオファイルの再生方法を以下の例題で示します。

 $DocRef :=Open document("";"AVI")
 If(OK=1)
    CLOSE DOCUMENT($DocRef)
    PLAY(Document)
 End if

以下のコードがstartupメソッドにあります。Macintosh上では、ウエルカムの音でユーザを歓迎します。

 PLAY("Welcome Sound") `ウエルカムの音を再生する

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ユーザーインターフェース
番号: 290

 
履歴 

初出: < 4D v6
変更: 4D v11 SQL

 
参照 

BEEP

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : PLAY ( 4D v11 SQL Release 6)