4D v14.3

INTEGRATE LOG FILE

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INTEGRATE LOG FILE

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INTEGRATE LOG FILE ( pathName ) 
引数   説明
pathName  テキスト in 統合するログファイルのパス名

説明   

INTEGRATE LOG FILEコマンドは、pathName引数に渡された名前やパス名のログファイルを、カレントデータベースに統合します。このコマンドは論理ミラーを使用したバックアップシステムを設定するために使用されます(4D Server Referenceの論理ミラーの設定を参照)。

アーカイブ化されていない、拡張子が.journalのファイルを、このコマンドで統合できます。ダイアログは表示されず、進捗バーが画面に表示されます。

pathName引数には、絶対パス名またはデータベースフォルダからの相対パス名を渡すことができます。空の文字列を渡すと、標準のファイルを開くダイアログボックスが表示され、ユーザはどのファイルを統合するか指定できます。このダイアログボックスをキャンセルした場合、ファイルは統合されず、システム変数OKには0が代入されます。

このコマンドを使用する場合、以下については開発者の判断で行ってください。

  • ミラーマシンにミラーデータベースをインストールし、データファイルがINTEGRATE LOG FILEコマンドによるログファイルの統合以外で変更されることのないようにする。ミラー版のデータベースかどうかを調べるには、データベースフォルダーに任意のファイルを置き、例えばOn Startupデータベースメソッドなどでそのファイルが存在するかどうかをテストするなどします。ファイルが存在する場合、ミラーモードは有効になっていると判断できます。
  • 操作中のデータベースとミラーデータベースの間に通信システムをセットアップし、ログファイルセグメントの送受信を管理する。このためにWebサービスまたは4D Internet Commandsを使用できます。
  • 2つのデータベース間で起こりうる送信エラーを処理する。

統合が正しく実行されるとシステム変数OKに1が、そうでなければ0が設定されます。

エラーが発生すると、コマンドは、ON ERR CALL コマンドでとらえることが可能なコードを生成します。ロックされたレコードがデータベースにあると、コマンドは何も行わず、エラー1420が生成されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: バックアップ
番号: 927

このコマンドはOKシステム変数を更新しますErrorシステム変数が更新されることがあります。リモートモードでは動作が異なります。

 
履歴 

初出: 4D 2004.3
変更: 4D v11 SQL Release 6

 
参照 

INTEGRATE MIRROR LOG FILE
New log file

 
タグ 

miroir logique

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : INTEGRATE LOG FILE ( 4D v12.4)