4D v14.3ファイルへデータを書き出す |
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4D v14.3
ファイルへデータを書き出す
ファイルへデータを書き出す
データを書き出す際に、4D、XML、SYLK、DIFF、DBF、テキスト、または固定長テキストフォーマットのファイルを作成することができます。これらのファイルは、別のアプリケーションからオープンしたり、読み込むことが可能です。他のアプリケーションで使用するためにデータを書き出す場合は、そのアプリケーションのドキュメントを参照し、データ読み込みに関する情報を調べて、そのアプリケーションと互換性があるファイルフォーマットと区切り文字を選択してください。 場合によっては、目的のアプリケーション用に書き出しファイルを正確に作成するため、1つ以上の書き出しオプションを使用する必要があります。例えば、プログラムのなかには、テキストファイルフォーマットを受け入れるが、最初のレコードがフィールド名でなければならないものもあります。 この場合、オプションエリアのヘッダーオプションを使用して、このレコードを追加することができます。 4Dは現在の並び替え順でレコードを書き出します。テーブルの全レコードを書き出すか、またはカレントセレクションだけにするか選択することができます。 さらに、書き出すフィールドを指定するには、書き出しダイアログボックスで選択したり、またはフォームを選択することができます。フォームを使用すると、フォーム上のフィールドだけが書き出されます。 データの書き出しは、デザインモードにおいては書き出しダイアログボックスを介して行います。アプリケーションモードにおいては、EXPORT DATAコマンドを使ってこのダイアログボックスを表示させることも出来ますが、インポート&エクスポートテーマのコマンドを使って直接ファイルを書き出すこともできます。 デザインモードでデータを書き出すには、次の手順に従ってください:
4Dでは、さまざまな書き出しオプションが提供され、オプションエリアのタブを使用して、これらのオプションにアクセスすることができます。タブの数、およびその内容は、使用するファイルのタイプや選択したオプションに応じて変わります。 このページは、テキストファイルや固定長テキストファイルの書き出しにのみ使用できます。 このページを使用すると、タイトル、フィールド名の行、レコード数を書き出しファイルに追加することができます:
このページを使用して、テキストファイルと固定長テキストファイルで使用されるフィールド、レコード、ファイルの区切り文字を指定することができます。このオプションはレコードエリアの書き出し先プラットフォームメニューのレコードエリア設定によって予め自動設定されています。
区切り文字 (デリミター) については、フィールド、レコード、ファイルの区切り文字で詳しく説明しています。デフォルトの区切り文字を変更するには、ドロップダウンリストに表示される、各区切り文字として最も頻繁に用いられる値から選択します。また、右側の入力エリアに区切り文字を直接入力して指定することも可能です。 注: 区切り文字は、デフォルト設定ボタンをクリックするか、ファイルページでドキュメントのタイプを変更すると、デフォルト値にリセットされます。 このページのパラメーターは、XML ファイルの書き出しにのみ使用できます。このページを使用し、書き出されるXML ファイルの内容を設定することができます。 XML フォーマットで書き出しを行う際、4Dでは DTD (Document Type Declaration) を生成するかどうかを選択することができます。DTD には、XML が従わなくてはならない一連の特定規則とプロパティが記録されます。より具体的に言えば、これらの規則により、それぞれのタグの名前と内容、およびその順序が定義されます。要素を形式的に定義することにより、XML 文書が“妥当”であることを確認でき、特に XML 文書内に繰り返し使用されるタグがある場合は、この規則が役立ちます。ただし、DTD は強制ではありません。
XSL (eXtensible Stylesheet Language) を使用すると、XML 文書中に定義された各要素の表示スタイルを指定することができます。つまり、この言語を用いて XML 文書の内容の処理や表示に使うスタイルシートを模式的に定義します。詳細は、4DランゲージリファレンスマニュアルのXSL 変換の管理を参照してください。
XSL ファイルを選択した場合は、次の2つのオプションを用いて、書き出されたデータでこのファイルを利用する方法を設定しなければなりません:
このページでは、書き出し用フォーマットを設定することができます。このオプションは4Dフォーマットを除くすべてのファイルフォーマットで表示されます。デフォルトで4D標準フォーマットが使用されます。 注: カラムのヘッダーエリアのコンテキストメニューを使用して、カラムの書き出しフォーマットを設定することも可能です (書き出すデータを指定するの手順5を参照してください)。 プレビューエリアから、文字、数字、日付、時間、ブールタイプのフィールドに対し、書き出し用フォーマットを設定することができます。プレビューエリアでカラムを選択すると、データタイプに対応するするコンボボックスが利用可能になります。コンボボックスからフォーマットを選択するか、 (文字、数字、ブールデータタイプの場合は) 独自のフォーマットを直接入力します。4Dの表示フォーマットについての詳細は、表示フォーマットを参照ください。
このページは、固定長テキストファイルにのみ表示されます。このページを使用し、それぞれのデータタイプに対して使用する埋め文字を定義することができます。デフォルトの埋め文字はスペース (空白) です。
固定長テキストファイルフォーマットに関する詳細は、ファイルフォーマットを参照してください。 文字/ブール (ブールフィールドは文字として読み込まれます)、数字 (整数、倍長整数、実数)、日付/時間という3つのデータタイプに対して、異なる埋め文字を使用することができます。通常、固定長形式のフィールドを埋める場合は空白文字が用いられます。ドロップダウンリストには、それ以外の選択肢が提示されています。右側の入力エリアには、選択した埋め文字が表示されます。他の文字を使用したい場合、その文字を入力エリアに直接入力してください。 このページの上部にあるメニューを使用すると、別のフォーマットで埋め文字を表示することができます。文字、10進数 (デフォルトフォーマット)、16進数が使用可能です。文字フォーマットを選択した場合、印刷不可の埋め文字は表示されません。 フォームを使用して書き出しを行いたい場合、書き出しダイアログボックス上部にあるフォームタブをクリックします。この後、選択したテーブルのフォーム一覧からフォームを選択することができます。 フォームを使用する主な利点は、各レコードが書き出される際に、フィールドや変数に関連付けられたフォームメソッドとオブジェクトメソッドが実行されることです。これにより、書き出し中にデータ処理を行うことができます。フィールドや変数は、フォームの入力順に書き出されます。ただし、これらのメソッドの結果はプレビューエリアに表示されない点に注意してください。 フォームにはボタンを置かないでください。また、サブフォームオブジェクトは無視されます。 4DServer: サーバー上のストアードプロシージャのメソッドを含むフォームを使用して、データを書き出すことはできません。つまり、各イベントはサーバーにより管理されないため、割り当てたメソッドが呼び出されません。 |
プロパティ
プロダクト: 4D タグ BOM ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v14 R2) Parent of : ファイルへデータを書き出す ( 4D v12.4) |