4D v14.3

フィールド、レコード、ファイルの区切り文字

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4D v14.3
フィールド、レコード、ファイルの区切り文字

フィールド、レコード、ファイルの区切り文字  


 

 

フィールド終了区切り文字はレコードのフィールド間に置かれ、レコード終了区切り文字は各レコードの後ろに置かれます。ファイル終了区切り文字は、読み込み/書き出しファイルの最後に置かれます。特定のアプリケーションとファイルを交換する際に、これらの区切り文字が必要になる場合があります。

区切り文字は、テキスト (ASCII) 固定長テキストフォーマットでのみ使用されます。しかし、固定長テキストフォーマットではフィールド区切り文字が使用されず、一般的にテキストフォーマットでも明示的なファイル区切り文字は使用されません。

テキストフォーマットでデータを読み込む際、4Dはファイルに埋め込まれた区切り文字を使用して、フィールドとレコードの終わりを判断します。また、データを書き出す際には、4Dはこれらの区切り文字をフィールドへ自動的に挿入します。

フィールドやレコードの区切り文字としても使用される文字が、フィールドに含まれていないことを確認してください。例えば、レコード区切り文字として改行が使用されている場合、フィールドに改行が含まれていてはいけません。データを読み込む際に、4Dはすべての改行をレコード区切り文字であるものと解釈します。したがって、フィールド内の改行は、レコードの終わりとして間違って解釈されてしまいます。不適切な場所に改行を入れると、読み込み処理が正しく行われません。テキストフィールドを含むデータを書き出す場合、テキストフィールド内に改行が含まれているかもしれません。この可能性がある場合には、データを書き出す前に、別のレコード区切り文字を選択するか、または含まれている改行を削除してください。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: データの読み込みと書き出し

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v14 R2)
デザインリファレンス ( 4D v12.4)
デザインリファレンス ( 4D v13.4)
デザインリファレンス ( 4D v14 R3)
デザインリファレンス ( 4D v14.3)
デザインリファレンス ( 4D v14 R4)