4D v14.3

BLOB to longint

ホーム

 
4D v14.3
BLOB to longint

BLOB to longint 


 

BLOB to longint ( BLOB ; byteOrder {; offset} ) -> 戻り値 
引数   説明
BLOB  BLOB in 倍長整数値を取り出すBLOB
byteOrder  倍長整数 in 0 Native byte ordering 1 Macintosh byte ordering 2 PC byte ordering
offset  変数 in BLOB中のオフセット (バイト単位)
in 読み込み後、新しいオフセット
戻り値  倍長整数 in 4バイト整数値

説明   

BLOB to longint コマンドは、blob BLOBから4バイトの整数値を読み込み、その値を返します。

byteOrder引数は、読み込む4バイト整数値のバイトオーダーを指定します。4Dが提供する以下の定義済み定数のうち、いずれかを渡します:

定数
Macintosh byte ordering 倍長整数 1
Native byte ordering 倍長整数 0
PC byte ordering 倍長整数 2

プラットフォーム独立性に関する注意

MacintoshとPCプラットフォーム間でBLOBを交換する場合、このコマンドを使用する際のバイトスワップの管理は開発者に任されています。

offset引数を渡した場合、4バイト整数の値はBLOB内のオフセット(ゼロから開始)から読み込まれます。オプション引数offsetを指定しなかった場合には、BLOBの最初の4バイトが読み込まれます。

Note: 0からBLOBサイズ-4の範囲のオフセット値(バイト単位)を渡す必要があります。この範囲の値を渡さないと、エラー-111が生成されます。

呼び出し後、offset変数は、読み込まれたバイト数分だけインクリメントされます。したがって、同じoffset変数を別のBLOB読み込みコマンドにも使用し、別の値をBLOBから読みだすことができます。

例題  

以下の例ではBLOBから、オフセット0x200から開始して倍長整数値を20個読み込んでいます:

 $vlOffset:=0x200
 For($viLoop;0;19)
    $vlValue:=BLOB to longint(vxSomeBlob;PC byte ordering;$vlOffset)
  ` Do something with $vlValue
 End for

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: BLOB
番号: 551

 
履歴 

初出: 4D v6

 
参照 

BLOB to integer
BLOB to real
BLOB to text
INTEGER TO BLOB
LONGINT TO BLOB
REAL TO BLOB
TEXT TO BLOB

 
タグ 

Longint, Byteswapping

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)