4D v16

SVG_New_image

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4D v16
SVG_New_image

SVG_New_image 


 

SVG_New_image ( parentSVGObject ; url {; x ; y {; width ; height}} ) -> 戻り値 
引数   説明
parentSVGObject  SVG_Ref in 親要素の参照
url  文字 in ピクチャーのアドレス
倍長整数 in 左上端のX軸の座標
倍長整数 in 左上端のY軸の座標
width  倍長整数 in ピクチャーの幅
height  倍長整数 in ピクチャーの高さ
戻り値  SVG_Ref in SVGオブジェクト参照

説明   

SVG_New_image コマンドを使用すると、parentSVGObject 引数で指定したSVGコンテナ内にurl 引数で指定したアドレスにあるピクチャーを参照し、その参照を返します。parentSVGObject 引数がSVGドキュメントではない場合、エラーが生成されます。

url 引数はピクチャーの場所を指定します。その際、いくつかの形式を受け取ることができます:

  • ローカル URL (file://… という形式のパス名): この場合、ピクチャーはレンダリング時に実際にアクセス可能だった場合にのみ表示されます。このローカルURLは相対パス(“#Pictures/myPicture.png”の形式)も使用可能です。この場合、コマンドはその渡されたパス名に対し、ホストデータベースのResources フォルダのパス名を先頭に付加します。widthheight 引数が省略された場合、それらはコマンドによって計算されます(ただし、サイズを渡した場合より動作が遅くなるので、推奨されません)。相対パスの場合、有効でなかったときにはエラーが生成されます。
  • 非ローカル URL (http://mySite.com/pictures/myPicture.jpeg): この場合には、リンクの有効性についての検証は行われません。また、widthheight 引数が省略された場合にはエラーが生成されます。
  • 相対 URL ("../picture.png"): これはクライアント/サーバーモードにおいて、"Resources" フォルダ内にファイルが保管されている場合には特に有用です。相対URLの冒頭は、以下の様な形で渡す事ができます:
    • "/" を渡した場合には"~/Resources/SVG/" のパスを指定
    • "./" を渡した場合には"~/Resources/" のパスを指定
    • "../" を渡した場合にはデータベースフォルダを指定

任意のxy 引数を使用すると、SVGコンテナ内でのピクチャーの左上端の位置を指定することができます(デフォルトの値は0です)。

widthheight 引数はピクチャーが表示される長方形のサイズを指定するので、結果としてピクチャーのサイズとアスペクト比を決定します。これらの引数はホストデータベースのResources フォルダ内のピクチャーを相対パスで参照している場合のみ省略可能です。width または height 引数が0だった場合、ピクチャーはレンダリングされません。

‘Resources’フォルダ内の‘Pictures’フォルダ内にある‘logo4D.png’ピクチャーを配置する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New
 objectRef:=SVG_New_image(svgRef;"#Pictures/logo4D.png")

‘4d.com’ サイトの’pictures’ ディレクトリ内にアクセス可能な‘4dlogo.gif’ ピクチャーを配置する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New
 objectRef:=SVG_New_image(svgRef;"http://www.4d.com/pictures/4dlogo.gif";20;20;39;53)

以下は、相対URLを使用してピクチャーへとアクセスする例です:

 SVG_New_image($Dom_svg;"./images/picture.png";10;10)
  // この場合のベースは"Resources" フォルダとなります
  // XML コードは xlink:href="../images/picture.png" となります

 SVG_New_image($Dom_svg;"../picture.png";70;180)
  // この場合のベースはデータベースのフォルダとなります
  // XML コードは xlink:href="../../picture.png"となります

 SVG_New_image($Dom_svg;"/sample pictures/picture.png";110;90;100;100)
  // この場合のベースは"Resources" フォルダ内の"SVG" フォルダとなります
  // XML コードは xlink:href="sample%20pictures/picture.gif"となります



参照 

SVG_New_embedded_image
SVG_Open_picture

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 描画
番号: 65969

 
履歴 

初出: Composant 4D SVG v11.3
変更: 4D v14

 
ARTICLE USAGE

SVGコンポーネント ( 4D v16)