4D v16.3

SET MENU ITEM PROPERTY

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SET MENU ITEM PROPERTY

SET MENU ITEM PROPERTY 


 

SET MENU ITEM PROPERTY ( menu ; menuItem ; property ; value {; process} ) 
引数   説明
menu  倍長整数, MenuRef in メニュー参照またはメニュー番号
menuItem  倍長整数 in メニュー項目番号 または -1: 最後に追加された項目
property  文字 in プロパティタイプ
value  in プロパティ値
process  倍長整数 in プロセス番号

説明   

SET MENU ITEM PROPERTY コマンドは、menumenuItem引数で指定されたメニュー項目に、propertyvalueを設定するために使用します。
menuItemに-1を渡してmenuに最後に追加された項目を指定することもできます。

menuにはメニュー参照 (MenuRef) またはメニュー番号を渡します。メニュー参照を渡す場合、コマンドはすべてのプロセスのすべてのインスタンスに適用されます。この場合process 引数は渡されても無視されます。メニュー番号を渡す場合、コマンドはカレントプロセスのメインメニューバー中の対応するメニューに適用されます。他のプロセスを指定したい場合、オプションのprocess 引数にその番号を渡します。

property 引数には値を変更するプロパティを、そして新しい値をvalueに渡します。property 引数には、Menu Item Propertiesテーマの定数またはカスタム値を指定できます:

標準のプロパティ: Menu Item Propertiesテーマの定数および取りうる値を以下で説明します。Associated Standard Action プロパティの場合、value 引数にはValue for Associated Standard Actionテーマの定数を渡すことができます:

定数 コメント
Access privileges 文字列 4D_access_group コマンドにアクセスグループを設定するために使用します。
0 = All Groups
>0 = Group ID
Associated standard action 文字列 4D_standard_action メニュー項目に標準アクションを割り当てるために使用します。
"Value for Associated Standard Action" テーマの定数参照。
Start a new process 文字列 4D_start_new_process "新規プロセス開始オプションを有効にします。
0 = No, 1 = Yes

以下はValue for Associated Standard Actionテーマの定数です:

定数
Accept action 倍長整数 2
Add subrecord action 倍長整数 14
Cancel action 倍長整数 1
Clear action 倍長整数 21
Copy action 倍長整数 19
Cut action 倍長整数 18
Database settings action 倍長整数 32
Delete record action 倍長整数 7
Delete subrecord action 倍長整数 13
Edit subrecord action 倍長整数 12
First page action 倍長整数 10
First record action 倍長整数 5
Last page action 倍長整数 11
Last record action 倍長整数 6
MSC action 倍長整数 36
Next page action 倍長整数 8
Next record action 倍長整数 3
No action 倍長整数 0
Paste action 倍長整数 20
Previous page action 倍長整数 9
Previous record action 倍長整数 4
Quit action 倍長整数 27
Redo action 倍長整数 31
Return to Design mode 倍長整数 35
Select all action 倍長整数 22
Show clipboard action 倍長整数 23
Test application action 倍長整数 26
Undo action 倍長整数 17
標準のメニュー項目プロパティに関する詳細は、Design Referenceマニュアルの“カスタムメニューの作成”の章を参照してください。

カスタムプロパティ

propertyにカスタムテキストを渡して、valueにテキスト、数値、ブール型を割り当てることができます。このvalueは項目に格納され、GET MENU ITEM PROPERTY コマンドを使用して取り出すことができます。property 引数には任意のカスタム文字列を使用できます。ただし4Dが使用するタイトルを使用しないように注意してください (慣例で、4Dが設定するプロパティは“4D_”で始まります)。

: メニューが階層サブメニューのタイトルに対応する場合、メニューが選択されても標準アクションは呼び出されません。



参照 

GET MENU ITEM PROPERTY

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: メニュー
番号: 973

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)