4D v16.3

GET USER PROPERTIES

ホーム

 
4D v16.3
GET USER PROPERTIES

GET USER PROPERTIES 


 

GET USER PROPERTIES ( userID ; name ; startup ; password ; nbLogin ; lastLogin {; memberships {; groupOwner}} ) 
引数   説明
userID  倍長整数 in ユニークなユーザID番号
name  文字 in ユーザの名前
startup  文字 in スタートアップメソッドの名前
password  文字 in 常に空の文字列
nbLogin  倍長整数 in データベースにログインした数
lastLogin  日付 in データベースに最後にログインした日付
memberships  倍長整数配列 in ユーザが属するグループのID番号
groupOwner  倍長整数 in ユーザのグループオーナーのID番号

説明   

GET USER PROPERTIES コマンドは、引数 userID に渡したユニークなユーザID番号を持つユーザに関する情報を返します。必ず GET USER LIST コマンドによって返された有効なユーザID番号を渡さなければなりません。

ユーザアカウントが存在しない場合や削除された場合、エラーコード -9979が返されます。ON ERR CALL コマンドを用いてインストールされたエラー処理メソッドでこのエラーを検知することができます。その他では、関数 Is user deleted を呼び出してユーザアカウントをテストし、その後このGET USER PROPERTIESコマンドを呼び出す方法があります。

ユーザID番号は以下の値および範囲を持っています。

ユーザID番号 ユーザ説明
1設計者ユーザ
2管理者ユーザ
3 to 15000データベースの設計者によって作成されたユーザ (ユーザ番号3は、 設計者によって最初に作成されたユーザ、ユーザ番号4は、2番目に作成されたユーザなど)
-11 to -15000データベースの管理者によって作成されたユーザ (ユーザ番号-11は、管理者によって最初に作成されたユーザ、ユーザ番号-12は、2番目に作成されたユーザなど)

呼び出し後、引数 namestartuppasswordnbLoginlastLogin に、ユーザの名前、スタートアップメソッド、暗号化されたパスワード、ログインした回数、最後にログインした日付を返します。

Note: password 引数は廃止予定となりました(常に空の文字列を返します)。ユーザーのパスワードをチェックしたい場合、Validate password ファンクションを使用して下さい。

オプション引数 memberships を渡すと、ユーザが属するグループのユニークなID番号が返されます。グループID番号は以下の値および範囲を持っていいます。

オプション引数 groupOwner を渡すと、ユーザグループ "オーナー" のID番号、つまりこのユーザによって作成されたオブジェクトのデフォルトのオーナーグループを取得します。

グループID番号は以下の値および範囲を持っています。

グループID番号 グループ説明
15001 to 32767設計者または関連するグループオーナーによって作成されたグルーブ (グループ番号15001は、設計者によって最初に作成されたグループ、グループ番号15002は、2番目に作成されたグループなど)
-15001 to -32768管理者または関連するグループオーナーによって作成されたグループ (グループ番号-15001は、管理者によって最初に作成されたグループ、グループ番号-15002は、2番目に作成されたグループなど)

コマンドを呼び出すための特定のアクセス権を持っていない場合や、パスワードシステムが他のプロセスによって既にアクセスされている場合は、アクセス権エラーが生成されます。ON ERR CALL コマンドを使ってインストールされたエラー処理メソッドでこのエラーを受け取ることができます。



参照 

GET GROUP LIST
GET USER LIST
Is user deleted
Set user properties
Validate password

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ユーザ&グループ
番号: 611

Errorシステム変数が更新されることがあります。

 
履歴 

変更: 4D 2004

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)