_o_Database cache size |
倍長整数 |
9 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: - 詳細: Command Get database parameterこの定数は廃止予定です(互換性のためにのみ保持されています)。今後はGet cache sizeコマンドの使用が推奨されます。 |
_o_Real display precision |
倍長整数 |
32 |
*** このセレクターは廃止されました *** |
_o_Web conversion mode |
倍長整数 |
8 |
**** このセレクターは廃止されました **** |
_o_Web Log recording |
倍長整数 |
29 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
4D Local mode scheduler |
倍長整数 |
10 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes 説明: セレクタ12参照 |
4D Remote mode scheduler |
倍長整数 |
12 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ10, 11 および 12に対し、 value引数は16進数、0x00aabbccの形式で表わされます。詳細は次の通りです: aa = システムへのコール毎の最小tick数(0~100) bb = システムへのコール毎の最大tick数(0~100) cc = システムへのコール間のtick数(0~20) これらの値が範囲外のとき、4Dはその値を最大数に設定します。 value引数には、次の定義済標準値のうちいずれかを渡すことができます: - value = -1: 4Dに最高優先度を割り当てる
- value = -2: 4Dに平均的な優先度を割り当てる
- value = -3: 4Dに最低優先度を割り当てる
説明: この引数を使用して、4Dシステム内部コールをダイナミックに設定することができます。selectorに応じて、スケジューラの値は次のアプリケーションのために設定されます。 - シングルユーザの4Dから呼び出された場合、ローカルモードの4D (selector=10).
- 4D Serverから呼び出された場合、4D Server (selector=11).
- 4DServerに接続した4Dから呼び出された場合、リモートモードの4D (selector=12).
Note: セレクタ=12(4D Remote Mode Scheduler)は、SET DATABASE PARAMETERコマンドがサーバーマシン上で実行されるか、クライアントマシン上で実行されるかにより異なります: - コマンドがサーバーマシン上で実行される場合、新しい値はコマンド実行後にサーバに接続する全てのクライアントマシンに適用されます。
- コマンドがクライアントマシン上で実行される場合、新しい値はそのクライアントマシンで直ちに有効となり、またコマンド実行後にサーバに接続するすべてのクライアントマシンに対し適用されます。
この動作を使用することで、クライアントマシン毎に異なる特性をダイナミックに扱うことが可能です。これはコマンドの実行がまず、ぞのクライアントマシンの設定に影響し、その後にサーバに接続するすべてのクライアントマシンへの設定値として使用されるという動作に基づきます。 この動作は、4Dの6.8.6, 2003.3と4D2004以降のバージョンで効果があります。 警告: これらのセレクタを不適切に使用すると、アプリケーションパフォーマンスが深刻に低下する原因となります。これらの要素に対する完全な知識がある場合のみ変更を行うことをお勧めします。 |
4D Remote mode timeout |
倍長整数 |
14 |
スコープ(旧式ネットワークレイヤーのみ): value が正数の場合4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: value が正数の場合Yes 説明: 非常に特殊な場合においてのみ使用されるべき定数です。この引数を使用して、4D Serverに接続したリモートの4Dマシンが参照するタイムアウト値を設定できます。リモートモードの4Dが使用するデフォルトのタイムアウト値は、リモートマシン上の環境設定の“クライアント-サーバ/設定”ページで設定されます。 4D Remote Mode Timeout セレクターは旧式ネットワークレイヤーを使用している場合のみ考慮されます。ServerNet レイヤーが有効化されている場合には無視されます。この設定は4D Server Timeout (13) によって完全に管理されています。 |
4D Server log recording |
倍長整数 |
28 |
Scope: 4D Server, 4D リモート 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 または 1 から X (0 = 記録しない, 1 から X = ファイル名に付加するシーケンス値)。 説明: 4D Serverが受け取る標準的なリクエスト(Webリクエストを除く)の記録を開始または停止します。デフォルト値は0(リクエストを記録しない)です。 サーバマシンが受信した各リクエストをログファイルに記録するよう、4D Serverに指示することができます。このメカニズムが有効になると、データベースストラクチャと同じ階層にログファイルが作成されます。ファイルには"4DRequestsLog_X"および"4DRequestsLog_ProcessInfo_X.txt"(Xはログのシーケンシャル番号)の名前が付けられます。ファイルサイズが10MBに達するとそのファイルは閉じられ、インクリメントしたシーケンス番号を使用して新しいファイルが作成されます。もし同じ名前のファイルが存在する場合は置き換えられます。シーケンシャル番号の開始番号を、value引数を使用して指定できます。 このテキストファイルにはそれぞれのリクエストに関する様々な情報(時間、プロセス番号、ユーザ、リクエストサイズ、処理時間など)がシンプルな表形式のフォーマットで保存されます。4DRequestLogファイルのより詳細な情報については、付録 E: ログファイルの詳細 の章を参照してください。
|
4D Server scheduler |
倍長整数 |
11 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes 説明: セレクタ12参照 |
4D Server timeout |
倍長整数 |
13 |
スコープ: value が正数なら4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: value が正数ならYes とりうる値: 0 -> 32 767 説明: この引数を使用して、4D Serverのタイムアウトの値を変更することができます。4D Serverのタイムアウトのデフォルト値は、サーバ側の「環境設定」ダイアログボックスの「クライアント-サーバ/接続設定」ページで定義します。 サーバータイムアウトは、クライアントのレスポンスを待つ”認定された”最大の時間を設定します。例えばブロッキングオペレーションを実行中等です。この時間の後は、4D Serverはクライアントから切断します。 セレクタ4D Server Timeoutに より、対応する引数value の新しいタイムアウト(分単位で指定)を設定できます。この機能は、クライアント側でCPUを占有する、時間がかかる処理を 実行する前に、タイムアウト設定を長くしたい場合は特に便利です。例えば、膨大なページの印刷などは、予期しないタイムアウトになる可能性があります。 2種類のオプションがあります:
- value引数に正数を渡すと、グローバルかつ永続的なタイムアウトが設定されます。この新しい値はすべてのプロセスに対して適用され、4Dアプリケーションの環境設定に保存されます(環境設定ダイアログボックスで変更した場合と同じ)。
- value引数に負数を 渡すと、ローカルで一時的なタイムアウトが設定されます。この新しい値は呼び出し元のプロセスに対してのみ適用され(他のプロセスではデフォルトの値を維持)、例えば処理の終了時のように、クライアントが動作していることを示す信号をサーバが受信すると即座に、デフォルト値へリセットされます。このオプションは、4Dプラグインにより開始された時間のかかる処理を管理する際に便利です。
“タイムアウトしない”オプションを設定するには、valueに0 を渡します。例1を参照して下さい。 |
Auto synchro resources folder |
倍長整数 |
48 |
スコープ: 4D リモートマシン 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (同期しない), 1 (自動同期) または2 (確認する). 説明: このコマンドを実行する4DクライアントマシンのResourcesフォルダの動的な同期モード。 サーバ上のResourcesフォルダの内容が更新されたり、(リソースエクスプローラや SET DATABASE LOCALIZATION コマンドで) ユーザが同期をリクエストすると、サーバは接続されたユーザに通知を行います。 クライアント側では3つの同期モードを選択できます。Auto Synchro Resources Folderセレクタはカレントセッションでクライアントマシンが使用するモードを指定できます:
- 0 (デフォルト値): 動的な同期を行わない (同期リクエストは無視される)
- 1: 自動の動的同期
- 2: クライアントマシンにダイアログを表示し、同期の受け入れ回避を確認する
アプリケーションの環境設定で、同期モードをグローバルに設定できます。 |
Cache flush periodicity |
倍長整数 |
95 |
スコープ: 4Dローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 倍長整数 > 1 (秒) 詳細: 秒単位で指定された、キャッシュ保存頻度を取得あるいは設定します。この値を変更すると、データベース設定のデータベース/メモリページ内のキャッシュを保存: X秒毎オプションをセッション中の間上書きします(これはデータベース設定には保存されません)。 |
Cache unload minimum size |
倍長整数 |
66 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 1より大きい正の倍長整数 説明: エンジンがオブジェクトをデータベースキャッシュに配置する際に空き空間を作成する必要が出た場合、データベースキャッシュからリリースするメモリの最小サイズ (バイト単位)。 このセレクタの目的はキャッシュからデータをリリースする時間を減らし、よりパフォーマンスを得ることにあります。キャッシュのサイズやデータベース中で処理されるデータのブロックサイズに応じてこの値を変更できます。 このセレクタが使用されないとデフォルトで、4Dは空間が必要になった時最低10%のキャッシュをアンロードします。 |
Character set |
倍長整数 |
17 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Circular log limitation |
倍長整数 |
90 |
スコープ: 4Dローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 任意の整数値、0 = 全てのログを保持 詳細: 各タイプのロゴのローテーションに保存するファイル数の最大値。デフォルトでは、全てのファイルが保持されます。Xという値を渡した場合、直近のX個のファイルのみが保持され、最も古いファイルは新しいファイルが作成されたときに自動的に削除されます。この設定は以下のログファイルに対して適用されます:リクエストログ(セレクター28と45)、デバッグログ(セレクター34)、イベントログ(セレクター79)、WebリクエストログとWebデバッグログ(WEB SET OPTIONコマンドのセレクター29と84)。 |
Client character set |
倍長整数 |
24 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ17参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client HTTPS port ID |
倍長整数 |
40 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 ~ 65535 説明: このセレクタは、クライアントマシンのWebサーバがSSLによるセキュアな接続(HTTPSプロトコル)で使用するTCP ポート番号を、プログラムで変更するために使用できます。デフォルトの値は443(標準ポート番号)です。 このセレクタの動作はセレクタ39と同じですが、Web サーバとして使用されるすべてのクライアントマシンに適用されます。特定のクライアントマシンの設定だけを変更するのであれば、4Dリモートの環境設定ダイアログ画面を使用してください。 |
Client IP address to listen |
倍長整数 |
23 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ16参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client log recording |
倍長整数 |
45 |
スコープ: リモート4Dマシン 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 または 1 から X (0 = 記録しない, 1 から X = ファイル名に付加するシーケンス値)。 説明: コマンドを実行した4Dクライアントマシンが実行した標準的なリクエスト(Webリクエストを除く)の記録を開始または停止します。デフォルト値は0(リクエストを記録しない)です。
クライアントマシンが実行したリクエストをログファイルに記録するよう、4Dに指示することができます。このメカニズムが有効になると、クライアントマシンのデータベースのローカルフォルダ内、Logsサブフォルダに2つのログファイルが作成されます。ファイルには"4DRequestsLog_X.txt"と"4DRequestsLog_ProcessInfo_X.txt"(Xはログのシーケンシャル番号)の名前が付けられます。4DRequestsLogファイルサイズが10MBに達するとそのファイルは閉じられ、インクリメントしたシーケンス番号を使用して新しいファイルが作成されます。もし同じ名前のファイルが存在する場合は置き換えられます。シーケンシャル番号の開始番号を、value引数を使用して指定できます。
このテキストファイルにはそれぞれのリクエストに関する様々な情報(時間、プロセス番号、リクエストサイズ、処理時間など)がシンプルな表形式のフォーマットで保存されます。4DRequestsLogについての詳細な情報については、付録 E: ログファイルの詳細 の章を参照してください。 |
Client max concurrent Web proc |
倍長整数 |
25 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ18参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client Max Web requests size |
倍長整数 |
21 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ27参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client maximum Web process |
倍長整数 |
20 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ7参照 Description: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client minimum Web process |
倍長整数 |
19 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ6参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client port ID |
倍長整数 |
22 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ15参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client Server port ID |
倍長整数 |
35 |
スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0~65535 説明: 4D Server が(4D Client に対して)データベースを公開するために使用されるTCPポート番号をプログラムで変更するために使用します。デフォルト値は19813 です。
この値を変更すれば、TCPプロトコルを使用して、複数の4D クライアント/サーバアプリケーションを同じマシンで同時に使用することができます。その場合、それぞれのアプリケーションごとに異なるポート番号を設定します。
公開ポート番号は、ストラクチャファイルに記録されています。ローカルモードの4Dで設定することもできますが、クライアント/サーバ環境でのみ考慮されます。
値を変更した場合、新しい設定が有効になるためには、アプリケーションを再起動する必要があります。 |
Client Web log recording |
倍長整数 |
30 |
スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 = 記録しない (デフォルト), 1 = CLFフォーマットで記録, 2 = DLFフォーマットで記録, 3 = ELFフォーマットで記録, 4 = WLFフォーマットで記録 説明: Command SET DATABASE PARAMETEすべてのクライアントマシンのWebサーバが受け取るWebリクエストの記録を開始または停止します。デフォルト値は0(リクエストを記録しない)です。
このセレクタの動作はセレクタ29と同じです。しかし対象はWebサーバとして使用されるすべての4Dクライアントマシンです。この場合、"logweb.txt"ファイルは4Dクライアントデータベースフォルダ (キャッシュフォルダ) のLogsサブフォルダに作成されます。特定のクライアントマシンにのみ設定を行いたい場合、4Dクライアントの環境設定を使用します。 |
Debug log recording |
倍長整数 |
34 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 説明: 4Dプログラミングレベルで起きているイベントの 4DDebugLog ファイルへのシーケンシャル記録を開始・または停止します。このファイルはデータベースの、ストラクチャファイルの隣のLogsサブフォルダの中に自動的 に記録されます。4D v14以降、イベントログファイル "4DDebugLog[_n].txt" では新しい、よりコンパクトでタブ分けされたテキストフォーマットが使用されています(_n はファイルのセグメント番号です)。 取りうる値: ビットフィールドを含む倍調整数:値 = bit1(1)+bit2(2)+bit3(4)+bit4(8)+…) - Bit 1 (値 1) ファイルの有効化をリクエスト(nullでない値であればどれでもファイルを有効化します) - Bit 2 (値 2) メソッドとコマンドに対し、引数の呼び出しをリクエスト - Bit 3 (値 4) 新しいタブ分けされたフォーマットを有効化 - Bit 4 (値 8) 各オペレーションのディスクへの即時記録を無効化(デフォルトでは有効)。即時記録は遅いですが、例えばクラッシュの原因をさぐる、などと言った場合はよ り効果的です。このモードを無効化すると、ファイルの中身はよりコンパクトになりより早く生成されます。 - Bit 5 (値 16) プラグインの呼び出しの記録を無効化(デフォルトでは有効)。 (以前の)タブ分けされていないフォーマットでは、実行時間はミリ秒単位で表示され、それが1ミリ秒未満のオペレーションに対しては"< ms"の値が表示されます。 新しいタブ分けされたフォーマットでは、実行時間はマイクロ秒で表現されます。 例: SET DATABASE PARAMETER (34;1) // v13モードのファイルを有効化、引数は除くがランタイムは有効化 SET DATABASE PARAMETER (34;2) // v13モードのファイルを有効化、引数をリクエスト、ランタイムも有効化 SET DATABASE PARAMETER (34;2+4) // v14フォーマットで有効化、引数をリクエスト、ランタイムも有効化 SET DATABASE PARAMETER (34;0) // ファイルを無効化 ファイルに記録される情報が過多にならないように、セレクター80、Log Command listを使用して記録される4Dコマンドを制限することが出来ます。 このオプションは、どのタイプの4Dアプリケーション(4Dの全モード、4D Server、4D Volume Desktop)でも使用することができ、インタープリタモードでもコンパイルモードでも使用することができます。 注: このオプションはデバッグ目的のためにのみ提供されており、アプリケーションのパフォーマンスを低下させたりハードディスクの要領を圧迫する可能性がある ため、実際の製品の中で使用してはいけません。このフォーマットに関しての詳細と4DDebugLog[_n].txtファイルの使い方に関してのより詳 細な情報は、付録 E: ログファイルの詳細 の章を参照してください。 |
Diagnostic log recording |
倍長整数 |
79 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 取りうる値: 0 または 1 (0 = 記録しない, 1 = 記録する) 説明: 4D診断ファイルの記録を開始または停止する。デフォルトの値は0で記録を行いません。 4Dは診断ファイルの中に内部的なアプリケーション処理に関連するイベントを継続的に記録することができます。このファイルに含まれる情報は4Dアプリケーション開発のために使用され、4D社の技術サポート担当により解析されます。このセレクターに1を渡すと、DatabaseName.txtという名称のファイルが自動でデータベースのLogsフォルダーに作成されるか、既に存在する場合は開かれます。このファイルのサイズが10MBに達するとそのファイルは閉じられ、DatabaseName_N.txtが生成されます (Nは連番)。 LOG EVENTコマンドを使用してカスタム情報をこのファイルに書き込むこともできます。 |
Direct2D disabled |
倍長整数 |
0 |
セレクター69 (Direct2D Status) 参照。 |
Direct2D get active status |
倍長整数 |
74 |
注: このセレクターはGet database parameterコマンドでのみ使用することができ、設定することはできません。 説明: WindowsにおいてDirect2Dのアクティブな実装を返します。 取りうる値: 0, 1, 2, 3, 4 または 5 (セレクター69の値参照)。返される値はDirect2Dが利用可能かどうか、およびハードウェア、OSによってサポートされるDirec2Dの品質に基づきます。 例えば以下のコードを実行した場合、
- Windows 7以降、システムがDirect2D互換のハードウェアを検知すると、$modeに1が設定されます。そうでなければ$modeは3に設定されます (ソフトウェアコンテキスト)。 - Windows Vistaでは、システムがDirect2D互換のハードウェアを検知すると、$modeに1が設定されます。そうでなければ$modeは0に設定されます (Direct2D無効)。 - Windows XPでは、$modeは常に0です (Direct2D非互換)。 |
Direct2D hardware |
倍長整数 |
1 |
セレクター69 (Direct2D Status) 参照。 |
Direct2D software |
倍長整数 |
3 |
セレクター69 (Direct2D Status) 参照。 |
Direct2D status |
倍長整数 |
69 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 説明: WindowsにおけるDirect2D実装のアクティベーションモード 取りうる値: 以下の定数のいずれか (デフォルトでモード5): Direct2D Disabled (0): Direct2Dモードは無効であり、データベースは過去のモード (GDI/GDIPlus) で動作する。 Direct2D Hardware (1): 4Dアプリケーション全体でDirect2Dグラフィックハードウェアコンテキストを使用する。このコンテキストが利用できない場合、Direct2Dグ ラフィックソフトウェアコンテキストを使用 (Vistaを除く。VistaではパフォーマンスのためにGDI/GDIPlusモードが使用されます)。 Direct2D Software (3) (デフォルトモード): Windows 7以降、4Dアプリケーション全体でDirect2Dグラフィックソフトウェアコンテキストを利用。VistaではパフォーマンスのためにGDI/GDIPlusモードが使用されます。 互換性に関する注意: 4D v14 以降、ハイブリッドモードは無効化され、使用可能なモードへと切り替えられます(以前のモード2はモード1へと、モード4と5は3へと切り替えられます)。 |
HTTP compression level |
倍長整数 |
50 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
HTTP compression threshold |
倍長整数 |
51 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
HTTPS Port ID |
倍長整数 |
39 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Idle connections timeout |
倍長整数 |
54 |
スコープ: 値が負数でないなら4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 持続時間を秒で表す値。値は正数 (新規接続) または負数 (既存の接続)をとることができます。デフォルト値は20です。 説明: この引数を使用して、4DデータベースエンジンとSQLエンジン両方への動きのない接続の最大時間 (タイムアウト) を設定できます。またServerNet (新しいネットワークレイヤー)モードにおいては4Dアプリケーションサーバーへの接続のタイムアウトも設定します。
動作していない接続がこの制限時間に達すると、接続は自動でスタンバイ状態に置かれます。つまりクライアント/サーバセッションがフリーズされ、ネットワー クソケットが閉じられます。サーバー管理ウィンドウでは、ユーザープロセスの状態は"延期"と表示されます。この動作はユーザに対し完全に透過的です。スタンバイ状態の接続でリクエストが開始されると、ソケットが自動で再び開かれ、クライアント/サーバセッションが再び有効になります。
この設定によりサーバのリソースを節約できます。スタンバイ状態の接続はソケットを 閉じ、サーバ上のプロセスを解放します。他方これにより、ファイアウォールがアイドルなソケットを閉じてしまうことに伴い接続が失われることを避けること ができます。このためには、アイドル接続のタイムアウト値はファイアウォールのタイムアウト値よりも小さくなくてはなりません。
valueに正数を渡すと、設定はすべてのプロセスのすべての新規接続に適用されます。負数を渡すと、設定はカレントプロセスの開かれた接続に適用されます。0を渡すと、アイドル接続のタイムアウトは行われません。
このパラメターはサーバーおよびクライアント両側で設定できます。2つの異なる間隔を設定すると、短いほうが使用されます。通常この値を変更する必要はありません。 |
Invert objects |
倍長整数 |
37 |
スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0, 1 または 2 (0 = モードは無効, 1 = 自動モード, 2 = モードが有効) 説明: Right-to-left 言語のWindowsでデータベースが表示されるとき、アプリケーションモードでフォームやオブジェクト、メニューバーなどを反転させるために使用され る、"オブジェクト反転"モードを設定します。このモードはデータベース環境設定のインターフェース/Right-to-left 言語で変更できます。
- 0 に設定した場合、システム設定に関係なく、モードは無効です(環境設定でいいえにするのと同じ)。
- 1 に設定した場合、システム設定に応じ、モードが有効または無効になります(環境設定を自動にするのと同じ)。
- 2 に設定した場合、システム設定に関係なく、モードは有効です(環境設定をはいにするのと同じ)。
詳細は4DのDesign Referenceマニュアルを参照してください。 |
IP Address to listen |
倍長整数 |
16 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
JSON use local time |
倍長整数 |
85 |
スコープ: カレントプロセス 2セッション間で設定を保持: No 取り得る値: 0 = ローカルタイムゾーンを無視、 1 (デフォルト) = タイムゾーンを考慮に入れる 説明: デフォルトで、JSONフォーマットへと変換された4D日付はローカルのタイムゾーンを考慮に入れます。例えば、!23/08/2013!という日付の変 換を、フランスのサマータイム(GMT+2)にて実行した場合、JSON用のGMTフォーマットの"2013-08-22T22:00:00Z"という結 果が返されます。この原理はJavaScriptの標準のオペレーションに従うものです。 これは異なるタイムゾーンにいる人にJSON日付の値を 送る場合には、エラーの原因となりかねません。例えば、Selection to JSONを使ってフランスでエクスポートされたテーブルをJSON TO SELECTIONを使用してアメリカで再インポートする、というような場合です。日付の値は、デフォルトではそれぞれのタイムゾーンにおいて再変換 されるため、データベース内に保存された値は異なってしまいます。こういった場合には、このセレクターに0を渡す事によって、タイムゾーンを考慮しないよ うに変換モードを変更することができます。すると、!23/08/2013!という日付を変換した場合に は、"2013-08-23T00:00:00Z"という値を返すようになります。 |
Log command list |
文字列 |
80 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 取りうる値: 記録する4Dコマンドの番号リスト。型は文字列で各コマンド番号をセミコロンで区切ります。"all"を渡すとすべてのコマンドが記録され、"" (空の文字列) を渡すとなにも記録されません。 説明: デバッグファイルに記録する4Dコマンドのリスト (セレクター 34, Debug Log Recording参照)。デフォルトではすべての4Dコマンドが記録されます。 このセレクターを使用すれば、記録に残したい4Dコマンドを指定することで、デバッグファイルに保存される情報の量を制限することができます。例えば以下のようにコードを記述できます:
|
Max concurrent Web processes |
倍長整数 |
18 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Maximum temporary memory size |
倍長整数 |
61 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値:正の倍長整数値 説明: 4D がそれぞれのプロセスに割り当てることのできる一時的なメモリの最大サイズ (MB)。デフォルトで値は 0 ( 最大サイズの設定なし) です。 4D はインデックスやソート処理のために特別な一時的メモリを使用します。このメモリは大量の処理を行う間、" 標準" キャッシュメモリの保護を意図したものです。これは必要な時にのみ有効になります。デフォルトで、一時的なメモリのサイズは、( システムメモリ設定に基づく) 利用可能なリソースによってのみ制限されます。 このメカニズムはほとんどのアプリケーションで適しています。しかし特定の特別なコンテキスト、特に同時に多数のシーケンシャルソートを行うようなサーバ/ クライアントアプリケーションでは、一時的なメモリのサイズが、システムが不安定になるほどに致命的に増加するかもしれません。このような場合は、一時的メモリの最大サイズを設定することで、アプリケーションが正しく動作するようにできます。その代わり、実行速度に影響が出ます。プロセスに対する最大サイズに達すると、4D はディスクファイルを使用し、そのために処理が遅くなります。 先のようなケースの場合、だいたい50 MB が一般的なサイズとしてよいと思われます。しかし適切な値はアプリケーションの特性、そして実際の環境でのテスト結果に基づき決定されるべきです。 |
Maximum Web process |
倍長整数 |
7 |
スコープ: 4D ローカル, 4D Server 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 -> 32 767 説明: Command SET DATABASE PARAMETERローカルモードの4Dならびに4D Serverを使用した場合に、非コンテキストモードで保持するWebプロセスの最大数。デフォルト値は10。
非コンテキストモードでのWebサーバの反応を良くするため、4Dは5秒間Webプロセスを遅延させ、将来やってくるかもしれないHTTPクエリを処理する際、それを再利用します。パフォーマンスの観点では、クエリごとに新しいプロセスを作成するよりも、再利用したほうが実際に有利です。Webプロセスが再利用されると、さらに5秒間遅延されます。Webプロセスが最大数に達するとプロセスがアボートされます。5秒の遅延以内にWebプロセスがクエリを受け取らない場合、Webプロセスの最小数を下回らなければ、プロセスはアボートされます。最小数未満になる場合、プロセスは再度遅延されます。
これらの引数は、リクエスト数や利用可能なメモリ、その他のパラメタに応じて、Webサーバの動作を調整できるようにするものです。 |
Maximum Web requests size |
倍長整数 |
27 |
説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Minimum Web process |
倍長整数 |
6 |
スコープ: 4D ローカル, 4D Server 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 -> 32 767 説明: ローカルモードの4Dならびに4D Serverを使用した場合に、非コンテキストモードで保持するWebプロセスの最小数。デフォルト値は0(下記参照)。 |
Number of formulas in cache |
倍長整数 |
92 |
スコープ: 4Dアプリケーション 異なるセッション間で保持: No 取りうる値: 正の倍長整数 デフォルト値: 0 (キャッシュなし) 詳細: フォーミュラのキャッシュに保存されるフォーミュラの最大数を設定あるいは取得します。これはEXECUTE FORMULAコマンドで使用されます。この上限は全てのプロセスに適用されますが、各プロセスにはそれぞれ独自のフォーミュラ用キャッシュがあります。フォーミュラをキャッシュすると、それぞれのフォーミュラはこの場合1度しかトークン化されないため、コンパイル済みモードでのEXECUTE FORMULAコマンドの実行が速くなります。キャッシュ値を変化させると、例え新しいサイズが以前のものより大きくても、既存の中身は全てリセットされます。キャッシュ内のフォーミュラ数が上限値に達すると、その後新しく実行されたフォーミュラはキャッシュ内の一番古いものを消去します(FIFOモード)。この引数は、コンパイルされたデータベース、あるいはコンパイルされたコンポーネントでのみ考慮されます。 |
Order by formula on server |
倍長整数 |
47 |
スコープ: カレントテーブルおよびプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (クライアント上で実行) または 2 (サーバ上で実行) 説明: 引数に渡されたtableに対して実行されるORDER BY FORMULAコマンドの実行場所。
クライアント/サーバモードでデータベースを使用するとき、ORDER BY FORMULAコマンドをサーバ上またはクライアント上で実行させることができます。このセレクタを使用して、このコマンドの実行場所 (サーバまたはクライアント) を指定できます。このモードはデータベース環境設定でも設定できます。詳細はセレクタ46、Query By Formula On Serverの説明を参照してください。 Note: "SQLタイプ"のJOINを有効にしたい場合 (QUERY BY FORMULA Joins (49) セレクタ参照) は、フォーミュラがレコードにアクセスすることができるよう、常にフォーミュラをサーバ上で実行しなければなりません。このコンテキストでは、フォーミュ ラはいかなるメソッド呼び出しも含んではいけないことに注意してください。そうでない場合、自動でリモートマシンでの実行に切り替わります。 |
PHP interpreter IP address |
倍長整数 |
55 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 値: "nnn.nnn.nnn.nnn" (例 "127.0.0.1") のようなフォーマット文字列 説明: FastCGI を経由してPHPインタプリタと通信を行うために、4D がローカルで使用するIP アドレス。デフォルトで値は"127.0.0.1" です。このアドレスは4D が配置されているマシンに対応しなければなりません。このパラメタはデータベース設定を使用してすべてのマシン用にグローバルに設定できます PHPインタプリタに関する詳細はDesign Referenceマニュアルを参照してください。 |
PHP interpreter port |
倍長整数 |
56 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 値: 正の倍長整数値。デフォルト値は8002。 説明: 4DのPHPインタプリタが使用するTCPポート番号。データベース設定でこの値をすべてのマシン用にグローバルに変更できます。PHPインタープリタに関する詳細はDesign Reference マニュアルを参照してください。 |
PHP max requests |
倍長整数 |
58 |
スコープ: 4D application 2セッション間で設定を保持: No 値: 正の倍長整数地。デフォルト値は500。 説明: PHP インタプリタが受け入れるリクエストの最大数。この最大値に達すると、インタプリタは"server busy"タイプのエラーを返します。セキュリティおよびパフォーマンスのため、この値を変更できます。データベース設定を使用してすべてのマシン用にグローバルに設定を変更できます。このパラメタに関する詳細はFastCGIPHPのドキュメントを参照してください。 Note: 4D側では、これらの引数は動的に適用されます。設定を有効にするために4Dを終了する必要はありません。他方、PHPインタプリタが既に起動されている場合、これらの設定を有効にするためにはインタプリタを再起動しなければなりません。 |
PHP number of children |
倍長整数 |
57 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 値: 正の倍長整数値。デフォルト値は5。 説明: 4DのPHPインタプリタがローカルで作成し、管理する子プロセスの数。最適化の目的で、スクリプト実行リクエストを処理するために、PHPインタプリタは" 子プロセス" と呼ばれるシステムプロセスのセット (プール) を作成、使用します。アプリケーションのニーズに基づき、子プロセス数の数を変更できます。データベース設定を使用してこの値をすべてのマシン用にグローバルに設定できます。PHPインタプリタに関する詳細はDesign Reference マニュアルを参照してください。 Note: Mac OS では、すべての子プロセスは同じポートを共有します。Windows では、それぞれの子プロセスが個別のポート番号を使用します。最初の番号はPHP インタプリタ用に設定された番号で、他の子プロセスは最初の番号をインクリメントします。例えばデフォルトポート番号が8002で、5個の子プロセスを起動すると、ポート8002から8006が使用されます。 |
PHP use external interpreter |
倍長整数 |
60 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 値: 0 = 内部インタプリタを使用, 1 = 外部インタプリタを使用 説明: 4D のPHPリクエストを4Dの内部インタプリタに送信するか、外部インタプリタに送信するかを指定する値。デフォルトで値は0 (4Dのインタプリタを使用) です。独自にインストールしたPHPインタプリタを使用したい場合、例えば追加のモジュールを使用したり特定の設定を使用したい場合は、valueに1を渡します。この場合、4DはPHPリクエストの場合でも内部インタプリタを起動しません。 カスタムPHPインタプリタはFastCGIでコンパイルされ、4Dエンジンと同じマシン上に配置されていなければなりません。この場合、開発者がインタプリタを完全に管理しなければならない点に留意してください。4Dはインタプリタを開始したり停止したりしません。 データベース設定を使用してこの値をすべてのマシン用にグローバルに設定できます。
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Port ID |
倍長整数 |
15 |
スコープ: 4D ローカル, 4D Server 2セッション間で設定を保持: No 説明: Command SET DATABASE この引数を使用して、ローカルモードの4Dおよび4D Serverによる4D Webサーバが使用するTCPポートをオンザフライで変更することができます。デフォルト値は80で、この値は環境設定ダイアログボックスの“Web/設定”ページで設定できます。TCP Port Numbersテーマの定数をvalue引数に使用できます。
Port IDセレクタは、コンパイルして4D Desktopを組み込んだ4D Webサーバで役立ちます(この場合、デザインモードへのアクセス手段がありません)。TCPポートIDに関する詳細はWebサーバー設定を参照してください。 |
Query by formula joins |
倍長整数 |
49 |
スコープ: カレントプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (常に自動リレーションを使用) または 2 (可能ならSQL JOINを使用) 説明: "SQL JOIN"の利用に関連する、QUERY BY FORMULAとQUERY SELECTION BY FORMULAコマンドの動作モード。 4D v11 SQLのバージョン11.2以降で作成されたデータベースでは、これらのコマンドはSQL JOINモデルに基づくJOINを実行します。このメカニズムを使用して、(以前のバージョンでは必要な条件だった) 自動リレーションで接続されていない他のテーブルに対して実行されたクエリに基づき、テーブルのセレクションを変更できます。 QUERY BY FORMULA Joinsセレクタで、カレントプロセスの、フォーミュラによるクエリの動作モードを指定できます:
- 0: データベースの現在の設定を使用する (デフォルト値)。4D v11 SQLのバージョン11.2以降で作成されたデータベースでは、"SQL JOIN"はフォーミュラによるクエリに対し常に有効です。変換されたデータベースでは、互換性のためデフォルトでこのメカニズムは有効になっていません。しかし環境設定で実装できます。
- 1: 常に自動リレーションを使用 (= 以前のバージョンの4Dの動作)。このモードでは、他のテーブルに対して行われたクエリに基づきテーブルのセレクションを作成するためには、リレーションが必要です。4Dは"SQL JOIN"を行いません。
- 2: 可能であればSQL JOINを使用 (= 4D v11 SQLのバージョン11.2以降で作成されたデータベースのデフォルト動作)。このモードでは、フォーミュラが適合する限り、4Dはフォーミュラによるクエリに"SQL JOIN"を使用します (2つの例外があります。QUERY BY FORMULAやQUERY SELECTION BY FORMULA コマンドの説明を参照)。
Note: 4Dのリモートモードにおいて、"SQL JOIN"はフォーミュラがサーバ上で実行されているときにのみ使用できます (レコードへのアクセスが必要なため)。フォーミュラの実行場所を設定するには、セレクタ46と47を参照してください。 |
Query by formula on server |
倍長整数 |
46 |
スコープ: カレントテーブルおよびプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (クライアント上で実行) または 2 (サーバ上で実行) 説明: 引数に渡されたtableに対して実行されるQUERY BY FORMULAやQUERY SELECTION BY FORMULAコマンドの実行場所。 クライアント/サーバモードでデータベースを使用するとき、フォーミュラを使用したクエリをサーバ上またはクライアント上で実行させることができます:
- 4D v11 SQLで作成されたデータベースでは、これらのコマンドはサーバ上で実行されます。
- 変換されたデータベースでは、これらのコマンドは、以前のバージョンの4Dと同様、クライアントマシン上で実行されます。
- 変換されたデータベースでは、環境設定のアプリケーション/互換性ページで、これらのコマンドの実行場所をグローバルに変更できます。
この実行場所の違いは、アプリケーションのパフォーマンス (通常サーバ上で実行したほうが早い) だけでなく、プログラミングにも影響します。実際フォーミュラの部品の値 (特にメソッドから呼ばれる変数) は、実行コンテキストにより異なります。このセレクタを使用して開発者は、アプリケーションの動作を適応させられます。 value 引数に0を渡すと、フォーミュラを使用するクエリの実行場所は、データベースの設定に基づきます: 4D v11 SQLで作成されたデータベースでは、これらのコマンドはサーバ上で実行されます。変換されたデータベースでは、データベース環境設定に基づき、クライアントマシンまたはサーバマシンで実行されます。valueに1または2を渡すと、これらのコマンドの実行場所をクライアントマシンまたはサーバマシンに強制できます。 例題2を参照してください。 Note: "SQLタイプ"のJOINを有効にしたい場合 (QUERY BY FORMULA Joins (49) セレクタ参照) は、フォーミュラがレコードにアクセスすることができるよう、常にフォーミュラをサーバ上で実行しなければなりません。このコンテキストでは、フォーミュラはいかなるメソッド呼び出しも含んではいけないことに注意してください。そうでない場合、自動でリモートマシンでの実行に切り替わります。 |
QuickTime support |
倍長整数 |
82 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes 値: 0 (default) = QuickTime無効, 1 = QuickTime有効 説明: v14以降、4DではQuickTimeコーデックはサポートされなくなりました。互換性のために、このセレクターを使用してデータベース内でQuickTimeを再有効化することができます。このオプションの変更にはデータベースの再起動が必要です。なお、将来の4DのバージョンではQuickTimeサポートは恒久的に廃止されることに注意して下さい。 |
Server base process stack size |
倍長整数 |
53 |
スコープ: 4D Server 2セッション間で設定を保持: No とりうる値:正の倍長整数 説明: サーバ上のプリエンプティブシステムプロセス毎に割り当てるスタックのサイズ (バイト単位) です。デフォルトでの値はシステムによって決定されます。 プ リエンプティブシステムプロセスはメインの4D クライアントプロセスを制御するためにロードされます。デフォルトでそれぞれのプリエンプティブプロセスに割り当てられるサイズはおよその場合最適なサイ ズですが、何百ものプロセスが作成されるようなケースではこのサイズが適切かどうか検討する必要が出てくるかもしれません。 データベースが実行する処理がそれを許す限り、最適化の目的でこのサイズを大幅に減らすことができます ( 例えばデータベースで大量のレコードの並び替えなどを行わない場合)。512 や256 KB でさえも設定可能です。スタックサイズを小さくしすぎることは致命的であり、4D Server の動作に害を及ぼすことになるので注意してください。このパラメタの設定は注意を持って行い、データベースの利用状況 (レコード数や行う処理など) を考慮しながら行わなければなりません。 このパラメタの設定を行うには、On Server Startupデータベースメソッド などにおいてサーバ上でコマンドが実行されなければなりません。 |
Spellchecker |
倍長整数 |
81 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (default) = OS Xのシステムのスペルチェッカー(ハンスペルは無効化されます), 1 = ハンスペルスペルチェッカー有効化 説明: OS X環境下においてハンスペルスペルチェッカーを有効化します。デフォルトでは、このプラットフォームではシステムのスペルチェッカーが有効化されています。例えば、クロスプラットフォームアプリケーションのインターフェースを統一するためにハンスペルを使用したいという場面があるかもしれません(Windowsでは、ハンスペルチェッカーのみが動作します)。詳細な情報に関しては、Hunspell辞書のサポートを参照して下さい。 |
SQL Autocommit |
倍長整数 |
43 |
スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 (無効) または 1 (有効) 説明: SQLの自動コミットモードを有効または無効にするために使用します。デフォルトは 0 (無効モード) です。
自動コミットモードは、データベースの参照整合性を強化するために使用されます。このモードが有効の時、すべてのSELECT, INSERT, UPDATE そして DELETE (SIUD) クエリは、これらがトランザクション内で実行されていない場合、自動でアドホックなトランザクションに含められます。このモードはデータベースの環境設定でも設定できます。 |
SQL Engine case sensitivity |
倍長整数 |
44 |
スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 (大文字小文字を区別しない) または 1 (区別する) 説明: SQLエンジンが文字列比較を行う際に、大文字と小文字の違いを考慮させるかどうかを設定します。
デフォルトで値は1 (大文字小文字を区別する) です。SQLエンジンは文字列比較 (並び替えやクエリ) の際に大文字と小文字とアクセント付き文字を異なる文字として扱います。例えば“ABC”= “ABC”ですが“ABC” # “Abc”であり、"abc" # "âbc"です。SQLエンジンと4Dエンジンの動作をそろえたいなど特定の場合では、大文字と小文字を区別しない文字列比較 (“ABC”=“Abc"="âbc") を使用できます。
このオプションはアプリケーション環境設定のSQLページ で設定できます。 |
SQL Server Port ID |
倍長整数 |
88 |
スコープ: 4D ローカル、4D Server 2セッション間で設定を保持: Yes 説明: 4Dローカル、または4D Server の統合されたSQLサーバーで使用されるTCPポート番号を取得、または設定します。デフォルトの値は19812です。このセレクターが設定されると、データベース設定は更新されます。TCPポート番号はデータベース設定ダイアログボックスの"SQL"ページにおいても設定可能です。 とりうる値: 0 から 65535 デフォルト値: 19812 |
SSL cipher list |
文字列 |
64 |
スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: コロンで区切られた一連の文字列 (例 "RC4-MD5:RC4-64-MD5:....") 説明: 暗号リストは安全なプロトコルのために4Dが使用します。このリストを使用して4Dによって実装された暗号化アルゴリズムの順位を変更することができます。例えば、以下の文字列を value 引数に渡す事ができます: "AES:ALL:!aNULL:!eNULL:+RC4:@STRENGTH". 暗号リストのシンタックスの完全な詳細については、ciphers page of the OpenSSL site を参照して下さい。 この設定は4Dアプリケーション全体に適用されます(これはHTTPサーバー、SQLサーバー、C/S接続に加え、HTTPクライアントと安全なプロトコルを使用する全ての4Dコマンドに影響します)が、一時的な物です(つまり異なるセッション間で設定は保持されません)。 暗号リストが変更された場合、新しい設定が使用されるようにするためには関係するサーバーを再起動する必要があります。 暗号リストを (SLIファイルに恒久的に格納された) デフォルト値に再設定するには、value引数に空の文字列 ("") を渡して SET DATABASE PARAMETER コマンドを呼び出します。 注: Get database parameter コマンドで暗号リストはオプションの stringValue 引数に返され、戻り値は常に0となります。 |
Table sequence number |
倍長整数 |
31 |
スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 任意の倍長整数値 説明: Command SET DATABASE PARAMETERこのセレクタは、引数に渡したテーブルのレコードの、カレントのユニーク番号を取得あるいは設定するために使用します。“カレントの数値”とは“最後に使用された数値”を意味します。SET DATABASE PARAMETERコマンドを使用してこの値を変更すると、渡された値+1の番号を使用して次のレコードが作成されます。この新しい番号は、Sequence numberコマンドによって返される、さらにはストラクチャエディタやSQLで自動インクリメントが設定されたフィールドに返される番号です。
デフォルトで、この固有の番号は4Dが設定し、レコードの作成順に対応します。詳細はSequence numberコマンドのドキュメントを参照してください。 |
Unicode mode |
倍長整数 |
41 |
スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 (互換モード) または 1 (Unicodeモード) 説明: カレントデータベースの文字セットに関連する動作モード。4DはUnicode文字セットをサポートしますが、 (Mac ASCII文字セットに基づく)“互換”モードで動作させることができます。デフォルトで、変換されたデータベースは互換モード (0) で、バージョン11以降で作成されたデータベースはUnicodeモードで実行されます。実行モードは環境設定のオプションでコントロールでき、またこのセレクタを使用して読みだしたり、 (テスト目的で) 変更したりできます。このオプションを変更した場合、それを有効にするにはデータベースを再起動しなければなりません。コンポーネント内部ではこの値を変更できないことに留意してください。読み出しのみが可能です。 |
Use legacy network layer |
倍長整数 |
87 |
スコープ: 4D ローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: Yes 詳細: クライアント/サーバー間の通信のネットワークレイヤーのカレントの状態を設定・取得します。旧式ネットワークレイヤーは4D v14 R5以降廃止予定となり、お使いのアプリケーションにおいてServerNet ネットワークレイヤーへと積極的に置き換えられてい行くべきです。ServerNet は、将来のネットワークの進化の恩恵を受けるために、今後の4Dのリリースの中で必須要項となって行きます。互換性の理由から、既存のアプリケーションの速やかな移行をサポートするために、旧式のネットワークレイヤーは引き続きサポートされます(v14 R5以前のリリースから変換されたアプリケーションにおいてはデフォルトで旧式ネットワークレイヤーが使用されます)。クライアント/サーバー通信において旧式ネットワークレイヤーを使用するためにはこの引数に1を渡します(ServerNet が無効化されます)。0を渡すと旧式ネットワークレイヤーが無効化されます(そしてServerNet が使用されます)。 このプロパティはデータベース設定の互換性ページ の"旧式ネットワークレイヤー"オプションを使用することによっても設定できます(設定 (環境設定)参照)。この章では、移行戦略についての議論を読むこともできます。ServerNet の速やかな有効化が推奨されます。 この引数が有効になるためには、アプリケーションを再起動する必要があります。OS X版の4D Server 64-bit 版においてはServerNet のみをサポートするため、このオプションはご利用いただけません(常に0を返します)。 取り得る値: 0 または 1 (0 = 旧式ネットワークレイヤーを使用しない、1 = 旧式ネットワークレイヤーを使用する) デフォルトの値: 4D v14 R5以降で作成されたデータベースにおいては0、4D v14 R4以前のものから変換されたデータベースにおいては1 |