4D v16.3

DOM EXPORT TO VAR

ホーム

 
4D v16.3
DOM EXPORT TO VAR

DOM EXPORT TO VAR 


 

DOM EXPORT TO VAR ( elementRef ; vXmlVar ) 
引数   説明
elementRef  文字 in ルートXML要素参照
vXmlVar  テキスト, BLOB in XMLツリーを受け取る変数

説明   

DOM EXPORT TO VAR コマンドはテキストまたはBLOB変数にXMLツリーを格納します。

elementRefには書き出すXMLのルート要素参照を渡します。

vXmlVarにはXMLツリーを受け取る変数を渡します。この変数はテキストまたはBLOBタイプでなければなりません。次に何を行うか、あるいはツリーのサイズに従ってタイプを決定できます(非Unicodeモードの場合、テキスト型の変数は32Kに制限されます。Unicodeモードの場合は2GBです) 。

非Unicodeモードのとき、XMLツリーを格納するためにテキスト変数を使用すると、ツリーはカレントのMac文字セットを使用してエンコードされます (例えばほとんどのWesternシステムではMac Roman)。つまり返されるテキストは元のエンコーディング (encoding="xxx") を失います。この場合、vVarXml 変数はコードを見たり保存したりするために使用できますが、(例えばSEND PACKET コマンドを使用して書き出した場合)、有効なXMLドキュメントとはなりません。

Unicodeモードの場合、元のエンコーディングが変数内で保持されます。

XMLにおいて、改行はそれがXML要素の内側あるいは間いずれにあるかにかかわらず、大きな意味を持ちません。内部的にXMLは標準のLF文字を行区切り文字として使用します。

読み込みや書き出し処理の間、行区切り文字は変換されることがあります。読み込み時、XMLパーサーはCRLF文字 (Windowsの標準改行) をLF文字に置き換えます。書き出し時、LF文字はmacOSではCR文字に、WindowsではCRLF文字に置き換えられます。

改行を保持したい場合、その部分をXML CDATAセクションに含めます。そうすることによりXMLパーサーはその部分を解析対象としなくなります。CRLF文字の代わりに"<br/>"を使用することもできます。これは明示的な改行文字で、パーサーによる解析は行われません。

例題  

この例題ではXMLツリーvElemRefを変数に格納します:

 C_TEXT(vtMyText)
 DOM EXPORT TO VAR(vElemRef;vtMyText)

コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます (要素参照が無効な場合など)。



参照 

DOM EXPORT TO FILE
SVG EXPORT TO PICTURE

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML DOM
番号: 863

このコマンドはOKシステム変数を更新しますErrorシステム変数が更新されることがあります。This command can be run in preemptive processesUnicodeモードの設定がこのコマンドの動作に影響します

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)