4D v16.3

DOM Create XML Ref

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DOM Create XML Ref

DOM Create XML Ref 


 

DOM Create XML Ref ( root {; nameSpace} {; nameSpaceName ; nameSpaceValue} {; nameSpaceName2 ; nameSpaceValue2 ; ... ; nameSpaceNameN ; nameSpaceValueN} ) -> 戻り値 
引数   説明
root  文字 in ルート要素名
nameSpace  文字 in 名前空間の値
nameSpaceName  文字 in 名前空間名
nameSpaceValue  文字 in 名前空間値
戻り値  文字 in ルートXML要素参照

説明   

DOM Create XML Ref コマンドは空のXMLツリーをメモリに作成し、その参照を返します。

root 引数にはXMLツリーのルート要素名を渡します。

オプションのnameSpace 引数にはツリーの名前空間値の定義を渡します (例えば“http://www.4d.com”)。
root引数に名前空間名とコロン、そしてルート要素名を結合した文字列を渡せることができます (例えば“MyNameSpace:MyRoot”)。この場合、名前空間を指定するnameSpace引数は必須となります。

Note: 名前空間は文字列で、XML変数名がユニークであることを保証するために使用されます。一般的に、http://www.mysite.com/myurlのようなURLが使用されます。URLが有効である必要はありませんが、ユニークでなければなりません。

nameSpaceName/nameSpaceValue のペアを使用して、生成されたXMLツリーの中で1つ以上の追加の名前空間を定義できます。

重要: XMLツリーへの作業が終了したら、メモリを解放するために、DOM CLOSE XML コマンドを呼び出してください。

ひとつのXMLツリーを作成します:

 C_TEXT(vElemRef)
 vElemRef:=DOM Create XML Ref("MyRoot")

このコードは以下の結果を生成します:

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no" ?> 
<MyRoot/>

 1つの名前空間をもつXMLツリーを作成します:

 C_TEXT(vElemRef)
 $Root:="MyNameSpace:MyRoot"
 $Namespace:="http://www.4D.com/tech/namespace"
 vElemRef:=DOM Create XML Ref($Root;$Namespace)

このコードは以下の結果を生成します:

<MyNameSpace:MyRoot xmlns:MyNameSpace="http://www.4D.com/tech/namespace"/>

複数の名前空間を持つXMLツリーを作成します:

 C_TEXT(vElemRef)
 C_TEXT($aNSName1;$aNSName2;$aNSValue1;$aNSValue2)
 $Root:="MyNameSpace:MyRoot"
 $Namespace:="http://www.4D.com/tech/namespace"
 $aNSName1:="NSName1"
 $aNSName2:="NSName2"
 $aNSValue1:="http://www.4D.com/Prod/namespace"
 $aNSValue2:="http://www.4D.com/Mkt/namespace"
 vElemRef:=DOM Create XML Ref($Root;$Namespace;$aNSName1;$aNSValue1;$aNSName2;$aNSValue2)

このコードは以下の結果を生成します:

<MyNameSpace:MyRoot xmlns:MyNameSpace="http://www.4D.com/tech/nameSpace"
NSName1="http://www.4D.com/Prod/namespace"
NSName2="http://www.4D.com/Mkt/namespace"/>

コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます。



参照 

DOM CLOSE XML
DOM SET XML DECLARATION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML DOM
番号: 861

このコマンドはOKシステム変数を更新しますErrorシステム変数が更新されることがあります。This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: 4D 2004

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)