4D v16.3

リレーションの作成と変更

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リレーションの作成と変更

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ストラクチャーエディターあるいは4DのSQLコマンドを使用して、リレーションを作成・削除できます。この節ではデザインモードで手作業でリレーションを作成する方法を説明します。4DでSQL文を使用する点についての詳細は、4D SQLリファレンスマニュアルを参照してください。

2テーブル間のリレーションを手作業で作成する場合、2つのフィールド間で線を引くか、ツールバーのオブジェクト追加メニューを使用します。

ストラクチャーエディターでリレーションを作成するには:

  1. ストラクチャーエディターウィンドウで、リレーションの外部キーとなるフィールドにカーソルを重ねます。
  2. マウスボタンを押したまま、リレート先のテーブルにマウスをドラッグします。
    ポインターの移動に追随して、4Dは以下のようにフィールドを選択し、リレーションを描画します。
  3. 1テーブルの主キーフィールドまでドラッグして、マウスボタンを離します。

オブジェクト追加メニューを使用してリレーションを作成するには:

  1. それぞれ異なる2つのテーブルに属する同じタイプのフィールドを2つ選択します。
    選択の順番により、リレーションの方向が決定されます。最初に選択されたフィールドが外部キー (Nフィールド) で、2番目に選択されたフィールドが主キー (1フィールド) です。1フィールド側を選択する際はCommand (Mac OS) またはCtrl (Windows) を押しながらクリックします。
  2. ストラクチャーエディターツールバーのオブジェクト追加メニューでリレーションオプションを選択します。

4Dはストラクチャーエディターの2テーブル間にリレーションを作成し、矢印で描画します。コネクターの始点および終点の形状、およびNや1の文字でリレーションの方向を判断できます:

インスペクターパレットにはリレーションのプロパティが表示されます (リレーションプロパティ参照)。

SQLを使用して作成されたリレーションは異なる表示 (四角のコネクター) が使用されます:

4Dではリレーションをいつでも削除できます。削除を行うには:

  1. 削除するリレーションを選択します。
    リレーションが選択されると、外周が青で表示されます。
  2. リレーション上で右クリックし、コンテキストメニューから削除コマンドを選択します。
    または
    DeleteまたはBackspaceキーを押します。

両ケースで警告ダイアログが表示されるので、処理を続行するかキャンセルするかを選択できます。処理を続行すると、4Dはリレーションの矢印を削除し、テーブルのリレーションは解除されます。Nフィールドや1フィールドのインデックスはそのまま残されます。

リレーションはいつでも再設定できます。例えば誤ったフィールド間でリレーションを設定してしまったり、リレーションのプロパティを変更したい場合に、これを行うことになるでしょう。4Dではリレーションの線を再び引くことで、リレーションを再設定できます。

複雑なストラクチャーの場合、リレーションのコンテキストメニュー内にあるNフィールド選択1フィールド選択コマンドを使用して、リレーション元フィールドとリレート先フィールドを選択することができます。

同じ2つのフィールド間でリレーションを再設定するには、ストラクチャーエディター上でリレーションをダブルクリックします。4Dはインスペクターパレットにリレーションプロパティを表示します。ここで必要な変更を行うことができます。
リレーションを再設定して1テーブルのフィールドを変更するには、Nフィールドからリレーションを再描画します。
リレーションを再設定してNテーブルのフィールドを変更するには、まずリレーションを削除して、新しいリレーションを作成します。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: データベースストラクチャーの作成

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v16)
デザインリファレンス ( 4D v16.1)
デザインリファレンス ( 4D v16.3)