4D v16.3

Before selection

ホーム

 
4D v16.3
Before selection

Before selection 


 

Before selection {( aTable )} -> 戻り値 
引数   説明
aTable  テーブル in レコードポインタがセレクションの先頭より前に あるかをテストするテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル
戻り値  ブール in Yes (TRUE) または No (FALSE)

説明   

Before selectionは、カレントレコードポインタがaTableのカレントセレクションの前にある場合にTRUEを返します。Before selectionは、一般にPREVIOUS RECORDにより、カレントレコードポインタが先頭レコードの前に移動したかどうかを調べるために使用します。カレントセレクションが空の場合、Before selectionはTRUEを返します。

カレントレコードポインタをセレクションに内に戻すには、LAST RECORDFIRST RECORDGOTO SELECTED RECORDを使用します。NEXT RECORDではポインタはセレクション内に戻りません。

PRINT SELECTIONまたはプリント...メニューを選択してレポートを印刷する場合も、Before selectionは最初のヘッダでTRUEを返します。以下のステートメントを使用して最初のヘッダを判定し、先頭ページに特殊なヘッダを印刷することができます:

  ` レポート印刷に使用される出力フォームのメソッド
 $vpFormTable:=Current form table
 Case of
  ` ...
    :(Form event=On Header)
  ` ヘッダエリアが印刷されようとしている
       Case of
          :(Before selection($vpFormTable->))
  ` 最初のブレークヘッダ用のコード
  ` ...
       End case
 End case

例題  

以下の例はレポートの印刷中に使用します。変数vTitleを設定し、先頭ページのヘッダエリアに印刷します:

  ` [Finances];"Summary" フォームメソッド
 Case of
  ` ...
    :(Form event=On Header)
       Case of
          :(Before selection([Finances))
             vTitle:="Corporate Report 1997" ` 1ページめのタイトル
          Else
             vTitle:="" ` 他のページではタイトルを印刷しない
       End case
 End case



参照 

End selection
FIRST RECORD
Form event
PREVIOUS RECORD
PRINT SELECTION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: セレクション
番号: 198

This command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)