4D v16.3

SCAN INDEX

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4D v16.3
SCAN INDEX

SCAN INDEX 


 

SCAN INDEX ( aField ; number {; > または <} ) 
引数   説明
aField  フィールド in インデックスをスキャンするインデックスフィールド
number  倍長整数 in 返すレコード数
> または <  演算子 in >: インデックスの始まりから <: インデックスの終わりから

説明   

SCAN INDEXは、aField フィールドを含むテーブルからnumber個のレコードのセレクションを作成します。<を渡した場合、SCAN INDEXはインデックスの最後からnumber個のセレクション作成します。>を渡した場合、SCAN INDEXはインデックスの先頭からnumber個のセレクションを作成します。このコマンドは、インデックスを用いるため非常に効率が良くなります。

Note: 結果のセレクションは、ソートされていません。

SCAN INDEXは、インデックスフィールドにのみ使用できます。このコマンドはカレントプロセスのテーブルのカレントセレクションを変更し、セレクションの先頭レコードをカレントレコードとしてロードします。

テーブル内のレコード数より多くのレコードを指定した場合、SCAN INDEXはすべてのレコードを含むセレクションを作成します。

 

注: このコマンドはオブジェクト型フィールドをサポートしません。

例題  

以下の例は、ワースト50の顧客とベスト50の顧客に手紙を出します:

 SCAN INDEX([Customers]TotalDue;50;<) ` ワースト50の顧客を得る
 ORDER BY([Customers]Zipcode;>) ` 郵便番号で並び替え
 FORM SET OUTPUT([Customers];"ThreateningMail")
 PRINT SELECTION([Customers]` 手紙を印刷
 SCAN INDEX([Customers]TotalDue;50;>) ` ベスト50の顧客を得る
 ORDER BY([Customers]Zipcode;>) ` 郵便番号で並び替え
 FORM SET OUTPUT([Customers];"Thanks Letter")
 PRINT SELECTION([Customers]` 手紙を印刷



参照 

ORDER BY
QUERY
REDUCE SELECTION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: セレクション
番号: 350

このコマンドはカレントレコードを変更しますこのコマンドはカレントセレクションを変更しますThis command can be run in preemptive processes

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)