4D Internet Commands v16

IMAP_GetMBStatus

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IMAP_GetMBStatus

IMAP_GetMBStatus 


 

IMAP_GetMBStatus ( imap_ID ; mbName ; msgNber ; newMsgNber ; unseenMsgNber ; mbUID ) -> 戻り値 
引数   説明
imap_ID  倍長整数 in IMAPログイン参照
mbName  テキスト in メールボックス名
msgNber  倍長整数 in 指定したメールボックス中のメール数
newMsgNber  倍長整数 in \Recentフラグがセットされたメッセージ数
unseenMsgNber  倍長整数 in \Seenフラグが設定されていないメッセージ数
mbUID  倍長整数 in 指定したメールボックスのユニークなID
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

IMAP_GetMBStatus コマンドは、mbNameで指定したメールボックスのステータス値を返します。このコマンドはカレントのメールボックスを変更しません (IMAP_SetCurrentMB参照) 、また指定されたメールボックスのステータスにも影響しません (特にメッセージの \Recent フラグを失うようなことはありませんが、これはIMAP4サーバの実装にもよります)。

このコマンドは特に以下のケースで有効です:

  • メールボックスのユニークIDをチェックまたは取得する
  • メールボックスのセッションを開かずに、新着や未読のメッセージ数をチェックする
重要: カレントのメールボックスに対してIMAP_GetMBStatus コマンドをコールしないようにすることを強く推奨します。これを行うと問題が発生し、返された情報が不必要にカレントのメールボックスのステータスと同期されてしまうかもしれません (特に新着メール)。

imap_IDIMAP_Loginで作成されるIMAPログイン参照です。

mbName はステータスを取得する既存のメールボックスの完全名です。

Note: IMAP_ListMBs コマンドと異なり、mbName 引数はワイルドカードを受け入れません。

msgNber にはカレントメールボックスのメッセージ数が返されます (コマンドが呼び出されるとき0に設定され、エラーの際には-1が返されます)。

newMsgNber にはカレントメールボックスの新規メッセージ数が返されます (コマンドが呼び出されるとき0に設定され、エラーの際には-1が返されます)。

unseenMsgNber にはカレントメールボックスの未読メッセージ数が返されます (コマンドが呼び出されるとき0に設定され、エラーの際には-1が返されます)。

mbUID にはメールボックスのユニークIDが返されます (コマンドが呼び出されるとき0に設定され、エラーの際には-1が返されます)。

IMAP4プロトコルでは、メールボックス名はメールボックスを指定する目的で使用するには十分でありません。そこで、ユニークIDがメールボックスに割り当てられています。このIDは特に同期処理に有効です。

メールボックス"A"が"B"に名称変更されていたり、削除されていた場合、ユニークIDを使用してチェックができます。

また、このIDを使用してメールボックス"A"が削除された後に、新しくメールボックス"A"が作成されたかもチェックできます。



参照 

IMAP_GetFlags
IMAP_ListMBs
IMAP_SetCurrentMB
IMAP_SetFlags

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC IMAP メール閲覧
番号: 88879

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.8.1

 
ARTICLE USAGE

4D Internet Commands ( 4D Internet Commands v16)