4D Internet Commands v16

IMAP_CopyToMB

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IMAP_CopyToMB

IMAP_CopyToMB 


 

IMAP_CopyToMB ( imap_ID ; startMsg ; endMsg ; mbNameTarget ; msgDelete ) -> 戻り値 
引数   説明
imap_ID  倍長整数 in IMAPログイン参照
startMsg  倍長整数 in 開始メッセージ番号
endMsg  倍長整数 in 終了メッセージ番号
mbNameTarget  テキスト in コピー先メールボックス名
msgDelete  整数 in 0= 元のメールボックスからメッセージを削除しない, 1= 元のメールボックスからメッセージを削除する
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

IMAP_CopyToMB コマンドはstartMsgからendMsgまでのメッセージを、mbNameTarget で指定したメールボックスの最後にコピーします。メッセージのフラグと内部日付は通常保持されます (IMAPサーバの実装による)。

コピーされた後、メッセージは元のメールボックスから削除されません。コピー元のメッセージを削除したい場合、以下の方法のいずれかを使用できます:

  • IMAP_Deleteコマンドを使用する
  • msgDelete オプション引数に1を指定する
  • IMAP_SetFlags (\Deleted)を使用する: メッセージはセッションが閉じられたときに削除されます。


Note: msgDelete 引数はIMAP_Deleteを実行します; ゆえに削除対象にはstartMsgendMsgの間のメッセージおよび\Deletedフラグが設定されたメッセージが含まれます。

コピー先メールボックスが存在しない場合、エラーが返されます。

imap_IDIMAP_Loginで作成されるIMAPログイン参照です。

startMsg はコピーするメッセージの開始位置を示すメッセージ番号です。メッセージ番号はimap_IDで参照されるメールボックスのすべてのメッセージリスト中のメッセージの位置を示す番号です。

endMsg はコピーするメッセージの終了位置を示すメッセージ番号です。メッセージ番号はimap_IDで参照されるメールボックスのすべてのメッセージリスト中のメッセージの位置を示す番号です。

Note: IMAP_Delete, IMAP_MsgLstInfo, IMAP_MsgLst, IMAP_SetFlags, IMAP_GetFlags そしてIMAP_CopyToMBコマンドは、startMsgendMsgよりも大きい場合でもエラーを返しません。この場合、コマンドは何も行いません。

mbNameTarget はメッセージのコピー先を指定するメールボックス名です。

msgDelete オプション引数を使用して、コピー元メールボックスからメッセージを削除するか指定できます。

  • 0= 削除しない (デフォルト)
  • 1= 削除する


msgDeleteが省略された場合、デフォルト値が使用されます。

コピーに失敗すると、コピー元のメールボックスからメッセージは削除されません。

メッセージを削除する権限がユーザにない場合、エラーメッセージが生成されます。



参照 

IMAP_CreateMB
IMAP_ListMBs
IMAP_RenameMB

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC IMAP メール閲覧
番号: 88863

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.8.1

 
ARTICLE USAGE

4D Internet Commands ( 4D Internet Commands v16)