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IMAP_Download

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IMAP_Download

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IMAP_Download ( imap_ID ; msgNum ; headerOnly ; fileName ; updateSeen ) -> 戻り値 
引数   説明
imap_ID  倍長整数 in IMAPログイン参照
msgNum  倍長整数 in メッセージ番号
headerOnly  整数 in 0 = メッセージ全体, 1 = ヘッダのみ
fileName  テキスト in ローカルファイル名
in 実際のローカルファイル名
updateSeen  整数 in 0 = \Seen フラグを追加; 1= \Seen フラグを追加しない
戻り値  整数 in エラーコード

説明   

IMAP_Download コマンドは、IMAPサーバからメッセージをディスク上のファイルとして取得するために使用します。添付ファイルが含まれるメッセージやサイズが32Kを超えるIMAPメッセージは、このコマンドを使用してダウンロードすべきです。添付ファイルはこの方法でダウンロードされたメッセージからのみ取り出せます。

imap_IDIMAP_Loginで作成されるIMAPログイン参照です。

msgNum はメールボックス中の取り出すメッセージを指定するメッセージ番号です。msgNum は現在処理対象のメールボックス中のすべてのメッセージにおける、メッセージの位置を表します。特定のメッセージのメッセージ番号がセッションをまたいで同一であるとは限りません。

headerOnly は、メッセージ全体をダウンロードするかヘッダのみをダウンロードするかを指定する整数値です。

fileName には、メッセージを保存する際に使用するファイル名と、そのパスを渡します。この値は以下の三つの方法で指定できます:

  • "": IMAP_SetPrefsで設定したフォルダに、“temp1” (同じ名前のファイルが存在する場合、未使用のファイル名が見つかるまで“temp2”, “temp3”などが試されます) などのファイル名でファイルを保存します。
  • "FileName": IMAP_SetPrefsで設定したフォルダに、FileNameで保存されます。
  • "Path:FileName" = FileNameで指定したパスにファイルを保存します。

最初の二つの場合、IMAP_SetPrefsでフォルダが指定されていなければ、ストラクチャと同階層 (4D シングルユーザの場合) または4Dクライアントフォルダ (4D Serverの場合) に保存されます。

ファイルがディスクに保存されると、fileName 引数に渡された変数に最終的なファイル名が返されます。既に存在するファイル名をfileNameに指定してIMAP_Downloadをコールすると、増分された数値がファイル名に付加され、fileName変数に返されます。

updateSeen\Seenフラグをメッセージに付加するかしないかを指定する整数値です:

  • 0 = \Seen フラグを追加する
  • 1 = \Seen フラグを追加しない

この引数はオプションで、指定しない場合のデフォルト値は0です。



参照 

IMAP_GetMessage
IMAP_SetPrefs

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Internet Commands
テーマ: IC IMAP メール閲覧
番号: 88867

 
履歴 

初出: 4D Internet Commands 6.8.1

 
ARTICLE USAGE

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