4D v14.3オブジェクトメソッドを使用する |
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4D v14.3
オブジェクトメソッドを使用する
オブジェクトメソッドを使用する
フォーム上のアクティブオブジェクトにメソッドを指定することができます。フォーム上の個々のオブジェクトに指定されたメソッドはオブジェクトメソッドと呼ばれます。 最も一般的なオブジェクトメソッドの使用方法をいくつか次に紹介します:
データ処理を実行する簡単な例題を次に示します。 次のメソッドは、2 つのフィールドのデータを元にして合計を計算します: Line_Total:=[Products]Price *[Orders]Quantity 次のメソッドはNameフィールドのすべての文字を大文字に変換します: [Customers]Name:=Uppercase([Customers]Name) 次のメソッドはFirst NameフィールドとLast Nameフィールドの値を連結し、その結果をvNameという名前の変数に代入します: vName:=[Employees]First Name+" "+[Employees]Last Name 各オブジェクトメソッドはオブジェクトに割り当てられるため、フォームエディタからオブジェクトメソッドを作成します。メソッドの使用方法については メソッドの編集を参照してください。 オブジェクトメソッドは、特定のイベントが発生すると実行されます。例えば、タブコントロールに関連付けたアクションは、ユーザがタブをクリックした場合にのみ意味を持ちます。スクロールエリアでは、ユーザが項目をダブルクリックした場合にのみメソッドを実行したいかもしれません。 プロパティリストのイベントテーマにおいて、特定のオブジェクトに対して実行されるイベントを指定することができます。すべてのイベントを選択あるいは非選択したい場合は、Ctrl (Windows) またはCommand (Mac OS) キーを押しながらイベントをクリックします。 複数の異なるイベントに対して別々のコードセグメントを実行する必要があれば、メソッド内でCase of...Else...End caseを使用し、イベントエリアで選択した各イベントをテストします。任意のイベントをテストするには、Form event関数とForm Events定数を使用します。オブジェクトメソッドのテンプレートは以下のようになります: C_LONGINT($event) オブジェクトメソッドを作成するには:
オブジェクトメソッドを開くには:
不要になったオブジェクトメソッドはいつでも削除できます。これを行うにはメソッドが割り当てられたオブジェクトを選択し、オブジェクトメニューのオブジェクトメソッド消去を選択します。 |
プロパティ
プロダクト: 4D ARTICLE USAGE
デザインリファレンス ( 4D v14 R2) |