4D v14.3

SET TIMEOUT

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4D v14.3
SET TIMEOUT

SET TIMEOUT 


 

SET TIMEOUT ( seconds ) 
引数   説明
seconds  倍長整数 in タイムアウト秒数

説明   

SET TIMEOUT は、シリアルポートコマンドの許容される待ち時間を設定します。シリアルポートコマンドが指定した時間seconds以内に終了しないと、そのシリアルポートコマンドは取り消され、エラー-9990が生成され、システム変数OKに0が代入されます。ON ERR CALLコマンドでインストールされるエラー処理メソッドを使用して、エラーをとらえることができます。

待ち時間はコマンドの実行に与えられたトータル時間です。データの送受信に要する時間ではない点に注意してください。以前の設定値を取り消し、シリアルポート通信のモニタを停止するには、secondsに0を指定します。

タイムアウトの設定が影響するコマンドは以下のとおりです:

例題  

以下の例はシリアルポートからデータを受信します。タイムアウトを設定し、RECEIVE PACKETでデータを受け取ります。設定した時間内にデータを受け取れない場合、エラーが発生します:

 SET CHANNEL(MacOS serial port;Speed 9600+Data bits 8+Stop bits one+Parity none` シリアルポートを開く
 SET TIMEOUT(10) ` タイムアウトを10秒に設定
 ON ERR CALL("CATCH COM ERRORS") ` メソッドが中断されないようにする
 RECEIVE PACKET(vtBuffer;Char(13)) ` 改行まで読み込み
 If(OK=0)
    ALERT("Error receiving data.")
 Else
    [People]Name:=vtBuffer ` 受信したデータをフィールドに保存
 End if
 ON ERR CALL("")

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 通信
番号: 268

このコマンドはOKシステム変数を更新しますErrorシステム変数が更新されることがあります。

 
履歴 

初出: < 4D v6

 
参照 

ON ERR CALL
RECEIVE BUFFER
RECEIVE PACKET
RECEIVE RECORD
RECEIVE VARIABLE

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v11 SQL Release 6)
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)