4D v14.3Command name |
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4D v14.3
Command name
Command name
Command name コマンドは、引数commandに渡したコマンド番号のコマンド名を返します。 4Dは、メソッドで使用するキーワード、定数、およびコマンド名の動的な翻訳を統合しています。4Dの日本語版を使用している場合、次のように記述します: DEFAULT TABLE([MyTable]) 同じコードがフランス語版の4Dでは以下のようになります: TABLE PAR DEFAUT([MyTable]) ただし、4Dにはユニークな機能である EXECUTE FORMULA コマンドがあり、これを使用すると、データベースがコンパイルされていてもただちにコードを作成して、このコードを実行することができます。 日本語版で EXECUTE FORMULA 文を使用して作成されたコードの例は、以下のようになります: EXECUTE FORMULA("DEFAULT TABLE([MyTable])") 同じコードがフランス語版の4Dで開かれると以下のようになります: EXECUTER FORMULE("DEFAULT TABLE([MyTable])") 4Dは、EXECUTE FORMULA(日本語版)をEXECUTER FORMULE(フランス語版)に自動で翻訳しますが、コマンドに渡したテキスト文を翻訳することはできません。 アプリケーションで EXECUTE FORMULA コマンドを使用する場合には、Command nameを使用して異なる言語間のローカライズにおける実行文の問題を解決し、文を言語に依存しないようにすることができます。コードの例は、以下のようになります: EXECUTE FORMULA(Command name(46)+"([MyTable])") 4Dのフランス語版を使用すると、このコードは以下のようになります: EXECUTER FORMULE(Nom commande(46)+"([MyTable])") 注: コマンド毎のコマンド番号は、コマンドドキュメントのプロパティエリアに書かれています。 Command name コマンドはcommand 変数の番号がが既存のコマンド番号に対応する場合にはOK 変数が1に設定され、それ以外の場合には0が設定されます。しかしながら、既存のコマンドの一部には無効化されてしまったコマンドもあり、そういったコマンドの場合にはCommand name は空の文字列を返すという点に注意が必要です(最後の例題を参照して下さい)。 データベースのすべてのテーブルについて、各テーブルの標準データ入力に使用するための“INPUT FORM”というフォームがあります。そこで、ポインタまたはテーブル名を渡すテーブルのカレント入力フォームとしてこのフォームを設定する、汎用的なプロジェクトメソッドを追加する場合には、次のように記述します: ` STANDARD INPUT FORM project method このプロジェクトメソッドがデータベースに追加された後、以下のように記述します: STANDARD INPUT FORM(->[Employees]) Note: 通常、汎用ルーチンを記述する場合には、ポインタを使用することをお勧めします。その理由としては、まず、データベースがコンパイルされているとき、そのコードもコンパイルモードで実行されるからです。次に前述の例でもあるようにテーブルの名前を変更すると、コードは正しく動作しなくなるためです。ただし、EXECUTE FORMULAコマンドを使用すれば問題が解決する場合もあります。 フォームで、一般的なサマリーレポートコマンドのドロップダウンリストを作成します。ドロップダウンリストのオブジェクトメソッドに、次のように記述します: Case of 4Dの日本語版ではドロップダウンリストに、Sum、Average、Min、Maxが表示されます。フランス語版では、ドロップダウンリストには、Somme、Moyenne、Min、Maxが表示されます。 以下のコードを使用すると、全ての有効な4Dコマンドを配列内に読み込むことができます: C_LONGINT($Lon_id) |
プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
初出: 4D v6 参照 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v12.4) Inherited from : Command name ( 4D v11 SQL Release 6) |
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