METHOD GET ATTRIBUTES

4D v15


METHOD GET ATTRIBUTES ( path ; attributes {; *} )

引数	型	説明
path	テキスト, テキスト配列	メソッドのパス
attributes	Object, Object array	選択したメソッドの属性
*	演算子	指定時 = コンポーネントで実行されたとき、コマンドはホストデータベースに適用される (コンポーネントのコンテキスト以外ではこの引数は無視されます)

説明

新しいMETHOD GET ATTRIBUTES コマンドは、path 引数で指定されたメソッドの全ての属性のカレント値をattributes 引数に返します。

このコマンドはプロジェクトメソッドに対してのみ使用できます。path 引数に無効なパスを渡した場合、エラーが生成されます。

path 引数にはメソッドパスを含んだテキストか、パスの配列を含んだテキスト配列を渡す事ができます。attributes 引数には、属性を適切に取得するために、同様の引数(文字列または配列)を渡す必要があります。

attributes 引数には、path 引数に渡した引数の種類に応じて、オブジェクトまたはオブジェクトの配列を渡します。全てのメソッドの属性はオブジェクトプロパティとして返され、その内部は"true"/"false" 値を持つブール型の属性ですが、必要に応じて追加の値が渡されます(例えば"scope":"table" 4D Mobile property など)。

このコマンドがコンポーネントから実行された場合、デフォルトではコンポーネントメソッドに対して適用されます。* 引数を渡した場合、ホストデータベースのメソッドへとアクセスします。

注: 既存のMETHOD Get attributeMETHOD Get attribute コマンドは引き続きサポートはされますが、ブール型の値しか返せないため、4D Mobileプロパティのような拡張された属性に対しては使用はできません。

例題

sendMail プロジェクトメソッドの属性を取得したい場合を考えます。以下の用にコードを書くことができます:

 C_OBJECT($att)

 METHOD GET ATTRIBUTES("sendMail";$att)

実行後、$att には例えば以下のような値が含まれます:

{
    "invisible":false,
    "publishedWeb":false,
    "publishedSoap":false,
    "publishedWsdl":false,
    "shared":false,
    "publishedSql":false,
    "executedOnServer":false,
    "published4DMobile":{
        "scope":"table",
        "table":"Table_1"
    }
}

参照

METHOD GET CODE と METHOD SET CODE
METHOD SET ATTRIBUTES