4D v16.3

USE CHARACTER SET

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4D v16.3
USE CHARACTER SET

USE CHARACTER SET 


 

USE CHARACTER SET ( map | * {; mapInOut} ) 
引数   説明
map | *  文字, 演算子 in 使用する文字セット名 (Unicodeモード), または 使用するASCIIマップドキュメント名 (ASCIIモード), または * の場合、デフォルトの文字セット/ASCIIマップにリセット
mapInOut  倍長整数 in 0 = 出力マップ 1 = 入力マップ 省略した場合、出力マップ

説明   

USE CHARACTER SETは、データベースとドキュメントまたはシリアルポート間のデータ交換の際、4Dが 使用する文字セットを変更するために使用できます。このコマンドはカレントプロセスに有効です。交換操作にはテキスト, DIF, そして SYLK ファイルの読み込み/書き出しが含まれます。文字マップはまたSEND PACKET, RECEIVE PACKET (テキスト型パケット) そしてRECEIVE BUFFERによるデータ交換にも使用されます。SEND RECORD, SEND VARIABLE, RECEIVE RECORD, SEND PACKET, RECEIVE PACKET (BLOB型パケット) そして RECEIVE VARIABLE によるデータ交換には影響しません。

map 引数は使用する文字セットの“IANA”名、またはそのエイリアス名と対応していなければなりません。例えば、“iso-8859-1”と“utf-8”は有効 な名前であり、そのエイリアス“latin1”あるいは“l1”もまた有効です。これらの名前に関する詳細は、以下のサイトを参照してください:

http://www.iana.org/assignments/character-sets

IANA名に関する説明はCONVERT FROM TEXTコマンドにもあります。

mapInOutが0の場合、マップは書き出しのために設定されます。mapInOutが1の場合、マップは読み込みのために設定されます。mapInOut 引数を渡さない場合、デフォルトで書き出しマップが使用されます。

* 引数が渡されると、 (mapInOutの値に基づき、読み込みまたは書き込みが) デフォルトの文字セットに再設定されます。
4Dが使用するデフォルトの文字コードはUTF-8です。

例題  

以下の例題 (Unicodeモード) では、UTF-16文字セットをテキストの書き出しに使用し、その後デフォルトの文字セットに再設定します:

 USE CHARACTER SET("UTF-16LE";0) ` UTF-16 'リトルエンディアン' 文字セットを使用
 EXPORT TEXT([MyTable];"MyText") ` マップを通してデータを書き出し
 USE CHARACTER SET(*;0) ` デフォルト文字セットに戻す

マップが正しくロードされるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されます。



参照 

_o_Mac to Win
_o_Win to Mac
EXPORT DIF
EXPORT SYLK
EXPORT TEXT
IMPORT DIF
IMPORT SYLK
IMPORT TEXT
RECEIVE BUFFER
RECEIVE PACKET
SEND PACKET

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 通信
番号: 205

このコマンドはOKシステム変数を更新しますThis command can be run in preemptive processesUnicodeモードの設定がこのコマンドの動作に影響します

 
履歴 

変更: 4D v11 SQL

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)