4D v16.3

LISTBOX EXPAND

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LISTBOX EXPAND

LISTBOX EXPAND 


 

LISTBOX EXPAND ( {* ;} object {; recursive {; selector {; line {; column}}}} ) 
引数   説明
演算子 in 指定時、objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時、objectは変数
object  フォームオブジェクト in オブジェクト名 (* 指定時) または 変数 (* 省略時)
recursive  ブール in True = サブレベルを展開 False = サブレベルを展開しない
selector  倍長整数 in 展開するリストボックスのパーツ
line  倍長整数 in 展開するブレーク行の番号、または
展開するリストボックスレベルの番号
column  倍長整数 in 展開するブレーク列の番号

説明   

LISTBOX EXPAND コマンドはobject*で指定したリストボックスオブジェクトのブレーク行を展開するために使用します。

オプションの* 引数を渡した場合、object引数はオブジェクト名 (文字列) です。この引数を渡さない場合objectは変数です。この場合、文字列ではなく変数参照を渡します。

リストボックスが階層モードとして設定されていない場合、コマンドはなにも行いません。階層リストボックスに関する詳細は階層リストボックスの管理を参照してください。

オプションのrecursive引数を使用してリストボックスの階層サブレベルの展開を指定できます。Trueを渡すか省略すると、すべてのレベルおよびすべてのサブレベルが展開されます。Falseを渡すと指定された一番目のレベルのみが展開されます。

オプションのselector引数を使用して、コマンドのスコープを指定できます。この引数にはList Boxテーマの以下の定数のいずれかを渡すことができます:

定数 コメント
lk all 倍長整数 0 コマンドはすべてのサブレベルに作用します (引数省略時のデフォルト値)。
lk selection 倍長整数 1 コマンドは選択されたサブレベルに作用します。
lk break row 倍長整数 2 コマンドはrowcolumn引数で指定された"セル"に属するサブレベルに作用します。これらの引数は標準モードのリストボックスの行および列番号を表すことに留意してください。階層表現ではありません。rowcolumn 引数が省略されると、コマンドは何も行いません。
lk level 倍長整数 3 コマンドはlevel列に対応するすべてのブレーク行に作用します。この引数は標準モードのリストボックスの列番号を指定し、階層表現を考慮しません。level引数が省略されると、コマンドはなにも行いません。

このコマンドはブレーク行を選択しません。

選択あるいはリストボックスがブレーク行を含んでいないか、すべてのブレーク行がすでに展開されている場合、コマンドはなにも行いません。

例題  

以下の例題では、コマンドのさまざまな利用方法を示します。以下の配列がリストボックスに表示されているものとします:

  //リストボックスのすべてのブレーク行とサブ行を展開する
 LISTBOX EXPAND(*;"MyListbox")

  //選択された第一レベルのブレーク行を展開する
 LISTBOX EXPAND(*;"MyListbox";False;lk selection)
  //"Belgium"行が選択されている場合

  //Brittanyブレーク行を展開し、サブレベルは展開しない
 LISTBOX EXPAND(*;"MyListbox";False;lk break row;1;2)

  //一番目の列 (国) のみを展開
 LISTBOX EXPAND(*;"MyListbox";False;lk level;1)



参照 

LISTBOX COLLAPSE

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: リストボックス
番号: 1100

 
履歴 

初出: 4D v12

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)