4D v14.3

XSLT SET PARAMETER

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4D v14.3
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XSLT SET PARAMETER

XSLT SET PARAMETER 


 

XSLT SET PARAMETER ( paramName ; paramValue ) 
引数   説明
paramName  文字 in XSLスタイルシート中のパラメタ名
paramValue  文字 in 変換されたドキュメントで使用するパラメタの値

説明   

XSLT SET PARAMETER コマンドはXSLT APPLY TRANSFORMATION コマンドと共に使用しなければなりません。このコマンドは、XMLドキュメントのXSL変換が開始される際に、XSLスタイルシートに置かれた変数値の定義を可能にします。このコマンドを使用して、XSLT APPLY TRANSFORMATIONの直前に4Dプロセス由来の値をXSLスタイルシートに挿入できます。

Notes:

paramNameには置き換え対象のXSL変数引数の名前を渡します。この引数はXSLスタイルシート中で$toreplaceのように書かれていなければなりません。しかし$文字はparamName中では必要ありません。例えばXSLファイルにインストラクション <xsl:template match=$myvar> が置かれているとき、paramNameには“myvar”だけを渡します。

paramValueには、変換されたファイル中でXSL変数の代わりに挿入したい値を渡します。例えば先の例題でparamValueに“title”を渡すと、XSL変換により <xsl:template match="title"> インストラクションが使用されます (“title”要素が件名としてスタイルルールに使用されます)。
値のタイプが文字列の場合、4Dシンタックスのダブルクォートに加え、値をシングルクォートで囲まなければなりません (例えば "'myvalue'")。

Note: XSLランゲージに関する説明はWebサイト、たとえばhttp://xml.orgなどを参考にしてください。 

XSLスタイルシートに複数のパラメタを渡すには、XSLT SET PARAMETER コマンドを必要なだけ呼び出します。同じプロセス内でXSLT APPLY TRANSFORMATIONが呼び出されるまでパラメタはスタックされます。XSLT APPLY TRANSFORMATIONが実行されると、スタックされたパラメタは自動で削除されます。

例題  

以下の例題では2つのXSLパラメタをスタックし、mysheet.xslスタイルシートを使用してドキュメントmydoc.xmlをHTMLファイルに変換します:

 XSLT SET PARAMETER("varstyle";"'bold'")
 XSLT SET PARAMETER("varcolor";"'blue'")
 $xmldoc:="mydoc.xml"
 $xslsheet:="mysheet.xsl"
 $htmldoc:="mydoc.html"
 XSLT APPLY TRANSFORMATION($xmldoc;$xslsheet;$htmldoc)

コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML
番号: 883

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

初出: 4D 2004
名称変更: 4D v12

 
参照 

XSLT APPLY TRANSFORMATION
XSLT GET ERROR

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)

Inherited from : SET XSLT PARAMETER ( 4D v11 SQL Release 6)
Parent of : _o_XSLT SET PARAMETER ( 4D v14 R4)