4D v14.3

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XML GET OPTIONS ( elementRef | document ; selector ; value {; selector2 ; value2 ; ... ; selectorN ; valueN} ) 
引数   説明
elementRef | document   テキスト, DocRef in XMLルート要素参照 または開かれたドキュメントの参照
selector  倍長整数 in 取得するオプション
value  倍長整数 in オプションの現在値

説明   

XML GET OPTIONS コマンドは、カレントセッションおよびカレントユーザで使用されている1つ以上のXMLパラメタの現在値を取得するために使用します。

selectorには取得するオプションを指定する、""テーマの定義済み定数を渡します。オプションの現在の値はvalue 引数に返されます:

定数 コメント
XML binary encoding 倍長整数 5 バイナリデータを変換する方法を指定します。
とりうる値は:
  • XML Base64 (デフォルト値): バイナリデータは単純にBase64に変換される
  • XML Data URI scheme: バイナリデータはBase64に変換され、"data:;base64"ヘッダが追加される。このフォーマットは主に、ブラウザが自動でピクチャをデコードできるようにするために使用されます。またSVGピクチャの挿入にも必要です。詳細はhttp://en.wikipedia.org/wiki/Data_URI_schemeを参照してください。
XML date encoding 倍長整数 2 4D日付の変換方法を指定します。例えば日本のタイムゾーンで !2003/01/01! の例で、とりうる値は (時差によりUTCでは日付が異なる場合があります):
  • XML ISO (デフォルト値): タイムゾーンの指定なしでxs:datetimeフォーマットを使用します。結果は: "2003-01-01"。時間部がSQLなどを使用して4D値に含まれていても、それは失われます。
  • XML Local: タイムゾーンを指定してxs:dateフォーマットを使用します。結果は: "2003-01-01 +09:00"。時間部がSQLなどを使用して4D値に含まれていても、それは失われます。
  • XML Datetime local: タイムゾーンを指定してxs:dateTime (ISO 8601) フォーマットを使用します。時間部がSQLなどを使用して4D値に含まれている場合、このフォーマットでは時間部が保持されます。結果は: "<Date>2003-01-01T00:00:00 +09:00</Date>"。
  • XML UTC: xs:dateフォーマットを使用します。結果は: "2003-01-01Z"。時間部がSQLなどを使用して4D値に含まれていても、それは失われます。
  • XML Datetime UTC: xs:dateTime (ISO 8601)フォーマットを使用します。時間部がSQLなどを使用して4D値に含まれている場合、このフォーマットでは時間部が保持されます。結果は: "<Date>2003-01-01T00:00:00Z</Date>".
XML indentation 倍長整数 4 XMLドキュメントのインデントを指定します。
とりうる値:
  • XML With indentation (デフォルト値): ドキュメントはインデントされる
  • XML No indentation: ドキュメントはインデントされない。内容は一行中に置かれます。
XML picture encoding 倍長整数 6 (Base64にエンコードされる前に) ピクチャの変換の方法を指定します。
とりうる値:
  • XML Convert to PNG (デフォルト値): Base64にエンコードされる前に、ピクチャはPNGに変換されます。
  • XML Native codec: Base64にエンコードされる前に、ピクチャは最初のネイティブなストレージCODECに変換されます。SVGピクチャをエンコードするためにこれらのオプションを使用しなければなりません (XML SET OPTIONSコマンドの例題参照)。
XML string encoding 倍長整数 1 4D文字列を要素値に変換する方法を指定します。これはXMLでエスケープ文字の利用が必須である属性の変換には影響しません。
とりうる値:
  • XML With escaping (デフォルト値): 4D文字列をXML要素値に変換する際、文字の置き換えを行います。テキスト型のデータは自動で解析され、禁止されている文字 (<&>") はXML実体参照 (&<> '") に置き換えられます。
  • XML Raw data: 4D文字列は生データとして送信されます。4Dはエンコードや解析を行いません。4Dの値は可能であればXMLフラグメントに変換され、ターゲット要素の子要素として挿入されます。値をXMLフラグメントとして扱えない場合、新しいCDATAノードに生データとして挿入されます。
XML time encoding 倍長整数 3 4Dの時間を変換する方法を指定します。例:?02/00/46? (日本時間)。エンコーディングは時刻を表すか時間を表すかにより異なります。
時刻の場合:
  • XML Datetime UTC: UTC (Universal Time Coordinated) で表現された時刻。UTCへの変換は自動です。結果: "<Duration>0000-00-00T17:00:46Z</Duration>".
  • XML Datetime local: 時刻は4Dエンジンが実行されているマシンの時差を使用して表現されます。結果: "<Duration>0000-00-00T02:00:46+09:00</Duration>".
  • XML Datetime local absolute (デフォルト値): 時刻は時差なしで表現されます。値は変更されません。結果: "<Duration>0000-00-00T02:00:46</Duration>". 
時間の場合:
  • XML Seconds: 00:00:00からの経過秒数。時間をあらわすため、値は変更されません。結果: "<Duration>7246</Duration>".
  • XML Duration: XML Schema Part 2に準拠した時間表現。時間をあらわすため、値は変更されません。結果: "<Duration>PT02H00M46S</Duration>".

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: XML
番号: 1096

 
履歴 

初出: 4D v12

 
参照 

XML SET OPTIONS

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v12.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)