4D v14.3

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FONT LIST ( fonts {; listType | *} ) 
引数   説明
fonts  テキスト配列 in フォント名の配列
listType | *  倍長整数, 演算子 in 取得したいフォント型のリスト、フォント名を取得するために*を指定(OS Xのみ)

説明   

FONT LIST コマンドは、文字列またはテキスト配列の引数fontsに、システム上で使用可能なフォントの名前を格納します。

listType 引数は取得したいフォントリストの型を指定します。指定するためには、 "Font Type List"テーマ内の以下の定数のいづれかを listType 引数に渡して下さい:

定数 コメント
Favorite fonts 倍長整数 1 fonts にはお気に入りのフォント(マシン上で最もよく使われているフォント)のリストが返されます。
- Windows 環境下では、Windowsコントロールパネル内のアクティブなフォントファミリー名のリストが表示されます。
- OS X 環境下では、コントロールパネル内にフォントファミリー名のリストが表示されます。英語では"Favorites" 、フランス語では "Favoris" 、ドイツ語では"Favoriten" というように名前がついています。このコレクションは、ユーザーがお気に入りのフォントを何も追加していない場合には空であることがあります。
Recent fonts 倍長整数 2 fonts には最近のフォント(4Dセッション中に使用されたフォント)のリストが含まれます。このリストは特にによって使用されます。
System fonts 倍長整数 0 fonts 全てのシステムフォントのリストが含まれます。listType が省略されていた場合のデフォルトのオプションです。

OS X環境下では、任意の * 引数を渡す事によって fonts 配列を作成し、フォントファミリーの名前ではなくフォント自身の名前を入れます。デフォルトの操作ではリッチテキストエリアのプログラムの管理を簡略化し、フォントファミリーを使用します。つまり * 引数を渡すと、"Arial"、 "Arial black" や "Arial narrow" といったフォントファミリー名ではなく、 "Arial bold"、 "Arial italic"、 "Arial narrow italic" といったフォント名が返されるようになります。
Windows 環境下では、 * 引数は何の効力も持ちません。渡したとしてもコマンドはフォントファミリー名を返します。

注: Mac OSで、このコマンドから返される結果を ST SET ATTRIBUTES コマンドで使用する場合、 * 引数を渡してはなりません。

フォーム上に、システム上で使用可能なフォントリストを表示するドロップダウンリストを作成したいとします。その場合、以下のようなドロップダウンリストのメソッドを記述します。

 Case of
    :(Form event=On Load)
       ARRAY TEXT(asFont;0)
       FONT LIST(asFont)
  ` ...
 
 End case

最近使用したフォントのリストを取得したい場合:

 FONT LIST($arrFonts;Recent fonts)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: システム環境
番号: 460

 
履歴 

New
初出: 4D v6
変更: 4D v12.1
変更: 4D v14

 
参照 

Font name
Font number
Font Type List
OBJECT SET FONT
SET RECENT FONTS
ST SET ATTRIBUTES

 
タグ 

police

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : FONT LIST ( 4D v12.4)