4D v14.3

CANCEL

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4D v14.3
CANCEL

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CANCEL  
このコマンドは引数を必要としません

説明   

CANCEL コマンドは以下の目的で、フォームあるいはオブジェクトメソッド (またはそこから呼ばれるサブルーチンで) 使用されます:

データ入力のコンテキストで、CANCEL はキャンセルキー (Esc) を押したのと同じ動作をします。

CANCEL は一般的にメニューコマンド選択結果として実行されます。またCANCEL は"アクションなし"ボタンのオブジェクトメソッドで使用されます。

またOpen window コマンドのオプションのクローズボックスメソッドでもしばしば使用されます。ウィンドウ上にコントロールメニューボックスがあれば、コントロールメニューボックスをクリックまたは閉じるメニューコマンドが選択されたときに実行されるメソッド中でCANCEL または CANCEL を呼び出すことができます。

CANCEL を実行待ちのキューに追加することはできません。イベントへのレスポンスとしてメソッド中で2つのCANCEL コマンドを実行しても、1回実行したのと同じ効果しかありません。

最後に、このコマンドはPrint form コマンド使用時にOn Printing Detail フォームイベントで使用できます。このコンテキストでは、CANCEL コマンドは印刷しようとしていたフォームの印刷を一時的に停止し、次のページから再開します。このメカニズムは印刷スペースがなくなったときや、ページブレークが必要な時に使用できます。

Note: この処理はすべての印刷待ちフォームをキャンセルするPAGE BREAK(*) コマンドとは動作が異なります。

例題  

SET PRINT MARKERの例題を参照

CANCELコマンドが実行される (フォームや印刷がキャンセルされた) とシステム変数OKは0に設定されます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: データ入力
番号: 270

このコマンドはOKシステム変数を更新します

 
履歴 

変更: 4D 2003

 
参照 

ACCEPT
PAGE BREAK
Print form

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v14 R2)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R3)
ランゲージリファレンス ( 4D v13.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v14.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v14 R4)

Inherited from : CANCEL ( 4D v11 SQL Release 6)