4D Write v14

マルチプラットフォームドキュメントの管理

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4D Write自身は、4Dや4D Serverと同様に、マルチプラットフォームプログラムです。つまり、Mac OS上で作成された4D Writeを利用しているデータベースを、何の修正も加えずにWindows上で稼動させること、またはその逆も可能であるということです。これが可能であるのは同一バージョンのソフトウェアをお使いの場合に限られます。しかし、4Dデータベースと4D Writeドキュメントのマルチプラットフォーム管理においては、Mac OSとWindowsのOS間の違いを考慮する必要があります。

次の表は、MacintoshとWindowsでの4D Writeドキュメントのファイル対応を示しています。

ドキュメントMac OSタイプクリエーターWindows拡張子仮想タイプ (*)
4D Writeドキュメント 4WR74DW74W74WR7
RTFTEXT4DW7RTFRTF
WindowsテキストのみTEXT4DW7TXTASCW
Mac OSテキストのみTEXT4DW7TXTASCM
UnicodeテキストドキュメントTEXT4DW7TXTASCU
HTMLドキュメントTEXTMOSSHTMLHTML
Word 6/95ドキュメントW6BNMSWDDOCDOC6
Word 97 PC/98 MacW8BNMSWDDOCDOC8

(*) これらのタイプはWR OPEN DOCUMENTWR SAVE DOCUMENTコマンドでのみ使用されます。

下記のルールについて認識しておく必要があります。

  • Mac OS上で、4D Writeはドキュメントを見分けるためにタイプとクリエータを利用します。例えばタイプが4WR7でクリエータが4DW7であれば、4D Writeドキュメントです。完全なアクセスパスは、それぞれがコロン(:)で区切られたディスク名、フォルダ名、ドキュメント名を含みます。例えば"MyMac:フォルダ1:フォルダ2:MyDatabase”というようなものです。
  • Windows上では、4D Writeはドキュメントを見分けるためにファイル名の拡張子を利用します。例えば.4W7であれば4D Writeドキュメントです。完全なアクセスパスは、それぞれが円マーク(¥)で区切られたディスク名、フォルダ名、ドキュメント名を含みます。例えば、“D:¥フォルダ1¥フォルダ2¥MyDatabase”というようなものです。
  • Mac OS上で作成されWindows上にコピーされた4D Writeドキュメントは、ファイル名が拡張子付きで保存すれば、そのまま開くことができます。例えばMyDoc.4W7という名称で保存されたMyDocドキュメントは、PCのボリュームにコピーされた後も何も手を加えずに開くことができます。
  • Windows上で作成されMac OS上にコピーされた4D Writeドキュメントは、何も手を加えないで開くことができます。

Mac OSとWindowsのクライアント間でサーバのプラットフォームに関係なくテンプレートを共有するための手順を次に示します。

テンプレートのファイル名をAreaName_.4WTとします。

テンプレートは、4Dおよび4D Serverでデータベースフォルダに保存されます(サーバ上で保存する場合、これがデフォルトオプションです)。
WR SET AREA PROPERTYを使用して、4D Serverでテンプレートを (クライアントマシン上に) ローカルに格納する場合は、OSによってそれぞれ以下の場所に格納されます:

  • Mac OS上では、Library:Application Support:4D:4D Write Templates:DatabaseName
  • Windows上では、Documents and settings\UserName\Application data\4D\4D Write Templates\DatabaseName

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Write
テーマ: 4D Writeランゲージの紹介

 
参照 

4D Writeエリア内のドキュメント

 
ARTICLE USAGE

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