4D v16INSERT |
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4D v16
INSERT
INSERT
INSERTコマンドは既存のテーブルにデータを追加するために使用します。データを追加するテーブルはsql_nameまたはsql_stringを使用して渡されます。オプションのcolumn_reference型の引数が渡されると、値が挿入されるカラム名を指定します。column_referenceが渡されない場合、値はデータベース中の順番通りに格納されます (最初の値は一番目のカラムに、二番目の値は二番目のカラムに)。 注: このコマンドはオブジェクト型の4Dフィールドをサポートしていません。 VALUESキーワードは、指定したカラムに格納する値を渡すために使用します。arithmetic_expressionまたはNULLを渡すことができます。さらに値として渡す一連のデータを挿入するために、subqueryをVALUESキーワード中に渡すこともできます。 INFILEキーワードは、外部ファイルの内容を使用して新しいレコードの値を指定することを可能にします。このキーワードはVARCHAR型の式とともに使用されなければなりません。INFILEキーワードが渡される場合、arithmetic_expression値はファイルパス名として評価されます。ファイルが見つかると、ファイルの内容が対応するカラムに挿入されます。テキストまたはBLOB型のフィールドだけがINFILEから値を受け取ることができます。ファイルの内容は変換されず、ローデータとして転送されます。 INSERTコマンドはシングルおよびマルチロークエリでサポートされています。しかしマルチローのINSERT文はUNIONおよびJOIN操作を許可しません。 4Dエンジンはマルチローの値挿入が可能で、特に大量のデータを挿入するような際にコードを簡略および最適化することができます。マルチローの挿入のシンタックスは以下の通りです: INSERT INTO {sql_name | sql_string} このシンタックスは例題3と4で説明しています。 これはtable2のセレクションをtable1に挿入する例題です: INSERT INTO table1 (SELECT * FROM table2) この例題はテーブルを作成し、値を挿入します: CREATE TABLE ACTOR_FANS 複数行のシンタックスにより、うんざりするような行の繰り返しを避けることができます。 INSERT INTO MyTable 複数行のシンタックスの他、4Dの変数、または配列を使用することもできます。 ただし複数行シンタックスと変数、配列シンタックスを混ぜて使用することはできません。 INSERT INTO MyTable
参照
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プロパティ
プロダクト: 4D
履歴
ARTICLE USAGE
SQLリファレンス ( 4D v16) |
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