4D v16

4D Mobile アーキテクチャー

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4D Mobile アーキテクチャー    


 

4D/Wakandaコネクターを使用するアーキテクチャーを設定する場合、以下のシステム要件が最低限必要になります:
  • 4D シングルユーザー(プロフェッショナル版、4D Mobile コネクターを使用してソリューションを開発・テストするために必要になります。この場合、4D Mobile接続は最大で同時に3つまでご利用になれます)、または、4D Mobile エクスパンションパックを付けた 4D Server (この場合4D Mobile接続は最大で同時に2つまで可能です)。
  • Wakanda Enterprise ServerWakanda Enterprise Studio
    開発に必要になります。どちらも
    Wakanda download page(Enterprise タブ)からダウンロードすることができます。
  • 相互に通信をするための4DデータベースとWakandaアプリケーション

4D側では、Wakandaアプリケーション側で利用したい全てのテーブル、属性、そしてメソッドを、アクセス可能な状態にしておく必要があります(4D データベースの設定 を参照して下さい)。

詳細  

4D Mobile アーキテクチャーは以下の様に表すことが出来ます:

Wakanda ソリューションが開始されるとき、Wakanda Enterprise serverは "Connect to Remote Datastore"ダイアログボックスまたはJavaScript接続メソッドにて定義された設定に従って4D Serverとのリンクを構築します。この接続が4D Server側で受理される(REST 接続の管理の章を参照して下さい)と、4D Mobileセッション"チケット"がWakanda Serverへと配布されます。このチケットはWakandaによって、これ以降の全てのリクエストに対して使用されます。

このリンクを使用して、Wakanda server は4Dデータベース内の二つのタイプのリソースにアクセスすることが可能になります:

  • テーブルとその属性(そのデータも含まれます)
  • プロジェクトメソッド

接続が認証されると、これらのリソースはあたかもWakanda のローカルカタログに所属してたかのように、Wakanda 側から直接使用されます(この際の接続はWakandaアプリケーションに対しては透過的です)。

Web クライアントがWakandaサーバーへ4Dデータベースへのアクセスを必要とするリクエストを送った場合、このリクエストはカレントのチケットを使用し て4Dサーバーへと送られ、4D Serverマシンでは4D Mobile接続が開かれます。この接続はデフォルトで60分のタイムアウトを上限として、ユーザがリクエストを送り続ける 限り開いたままになります。このデフォルトのタイムアウト時間は最初に接続するときに引数によって変更することが可能です。セッション中に、4Dサーバーにて認証された4D Mobile接続数がライセンス数に達してしまった場合、エラーメッセージがWakandaサーバーに返されます。

 
 

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Mobile アーキテクチャー

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

4D Mobile ( 4D v16)