4D v16.3

WA Create URL history menu

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4D v16.3
WA Create URL history menu

WA Create URL history menu 


 

WA Create URL history menu ( {* ;} object {; direction} ) -> 戻り値 
引数   説明
演算子 in 指定時, objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, objectは変数
object  フォームオブジェクト in オブジェクト名 (* 指定時) または 変数 (* 省略時)
direction  倍長整数 in 0 または省略=戻るURLのリスト, 1=進むURLリスト
戻り値  MenuRef in メニュー参照

説明   

WA Create URL history menu コマンドは、*object で指定したWebエリアがセッション中に訪問したURL間をナビゲートするメニューを作成します。このコマンドを使用して、カスタムのナビゲーションインタフェースを作成できます。

提供される情報はセッションに限定されます。言い換えればナビゲーションは同じWebエリアで、フォームが閉じられない間実行されます。

directionには取得するリストを指定する値を渡します。""テーマの以下の定数を使用できます:

定数
WA next URLs 倍長整数 1
WA previous URLs 倍長整数 0

direction 引数を省略すると、0 が使用されます。

メニューが生成されたら、4DのDynamic pop up menuコマンドで表示し、4Dの標準メニュー管理コマンドを使用して処理できます。Dynamic pop up menu コマンドから返される文字列には、訪問したページのURLが含まれます (例題参照)。

メニューを使用しなくなったら、RELEASE MENU コマンドを呼び出してURL履歴メニューを削除します。

例題  

以下のコードを、ポップアップメニューを持つ"戻る"3Dボタンに関連付けることができます:

 Case of
  `シングルクリック
    :(Form event=On Clicked)
       WA OPEN BACK URL(WA_area)
  `矢印のクリック -> ポップアップ表示
    :(Form event=On Alternative Click)
  `戻る履歴メニューを作成
       $Menu:=WA Create URL history menu(WA_area;WA previous URLs)
  `ポップアップにこのメニューを表示
       $URL:=Dynamic pop up menu($Menu)
  `項目が選択されたら
       If($URL#"")
  `Webページを開く
          WA OPEN URL(WA_area;$URL)
       End if
  `メニューを削除してメモリを解放
       RELEASE MENU($Menu)
 End case



参照 

Dynamic pop up menu
RELEASE MENU
WA GET URL HISTORY

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webエリア
番号: 1049

 
履歴 

初出: 4D v11 SQL Release 2

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)