4D v16.3SQL LOGIN |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v16.3
SQL LOGIN
SQL LOGIN
SQL LOGINコマンドを使用すると、dataEntry引数で指定されたSQLデータソースへ接続することができます。このコマンドは、カレントプロセスでこのコマンドの後に実行される以下のSQLクエリの対象を指定します:
SQLデータソースは次のいずれかです:
dataEntryには次の値のいずれかを渡します: IPアドレス、4Dデータベース公開名、ODBCデータソース名、空の文字列、またはSQL_INTERNAL定数。
userNameには、外部データソースへの接続が許可されたユーザの名前を渡します。例えば、Oracle(R)では、ユーザ名は“Scott”かもしれません。 passwordには、外部データソースへの接続が許可されたユーザのパスワードを渡します。例えば、 Oracle(R)では、パスワードは“tiger”かもしれません。 Note: 直接接続の場合、userNameとpassword引数に空の文字列を渡すと、4Dのパスワードシステムが対象データベースで有効になっていない場合のみ接続が受け入れられます。そうでなければ接続は拒否されます。 オプションの * 引数を使用して、Begin SQL / End SQL タグ内で実行されるSQLコードのターゲットを変更できます。この引数を渡さない場合、Begin SQL / End SQLタグ内に設定されているコードは、SQL LOGINコマンドで指定されている設定を無視して、4Dの内部SQLエンジンに送られます。この引数を渡すと、Begin SQL / End SQLタグ内で実行されるSQLコードは、dataEntry 引数で指定されているソースへと送られます。 接続を終了してメモリを解放するには、SQL LOGOUTコマンドを実行するだけです。続くすべてのSQLクエリは、内部4D SQLデータベースへと送られます。 注: SQL LOGINによる外部接続の試みに失敗した場合、内部4Dデータベースが自動でカレントデータソースとなります。 これらの引数はオプションです。引数をまったく渡さない場合、コマンドはODBCログインダイアログボックスを開き、外部データソースを選択することができます。 このコマンドのスコープはプロセスです。つまり、異なる2つの接続を行いたい場合、2つのプロセスを作成してそれぞれのプロセス内で各接続を実行しなくてはなりません。 警告: 以下の状況においては、ODBC接続を開くことは不可能です。これらの設定ではアプリケーションのブロッキングにつながります:
この文は、ODBCマネージャダイアログボックスを表示します: SQL LOGIN ODBC プロトコル経由で外部データソース"MyOracle" と接続。SQL EXECUTEコマンドを用いて実行されたSQLクエリとBegin SQL / End SQLタグ内に収められているクエリは、この接続に送られます。 SQL LOGIN("ODBC:MyOracle";"Scott";"tiger";*) 4Dの内部SQLカーネルに接続します: SQL LOGIN(SQL_INTERNAL;$user;$password) デフォルトのTCPポートで接続を受け付ける、IPアドレス192.168.45.34のコンピュータで実行される4D Serverアプリケーションとの直接接続を開きます。SQL EXECUTEコマンド経由で実行されるSQLクエリはこの接続に送られます。Begin SQL / End SQLタグ内に収められているクエリはこの接続に送られません。 SQL LOGIN("IP:192.168.45.34";"John";"azerty") TCPポート20150で接続を待ち受ける、IPアドレス192.168.45.34のコンピュータで実行される4D Serverアプリケーションとの直接接続を開きます。SQL EXECUTEコマンド経由で実行されるSQLクエリとBegin SQL / End SQLタグ内に収められているクエリは、この接続に送られます。 SQL LOGIN("IP:192.168.45.34:20150";"John";"azerty";*) IPアドレス192.168.45.34マシン、およびデフォルトのTCPポートで動作する4D ServerアプリケーションにTLS で直接接続を開きます。4D ServerアプリケーションのSQLサーバー設定でTLS が有効にされています:
SQL LOGIN("IP:192.168.45.34:19812:ssl";"Admin";"sd156") // IPアドレスの後ろにTCPポート番号と":ssl"が追加されていることに留意してください。 ロー カルのネットワーク上で公開名"Accounts_DB"のデータベースを公開する4D Serverアプリケーションとの直接接続を開きます。両方のデータベースのSQLサーバ用のTCPポート (環境設定のSQL/設定ページで設定) は一致していなければなりません (デフォルトで19812)。SQL EXECUTEコマンド 経由で実行されるSQLクエリはこの接続に送られます。Begin SQL / End SQLタグ内に収められているクエリはこの接続に送られません。 SQL LOGIN("4D:Accounts_DB";"John";"azerty") SQL LOGINコマンドによる可能な接続を以下の例で表します。 ARRAY TEXT(aNames;0) 接続に成功すると、システム変数OKは1に、そうでなければ0に設定されます。
参照
|
プロパティ
プロダクト: 4D 履歴
変更: 4D v11 SQL Release 3 ARTICLE USAGE
ランゲージリファレンス ( 4D v16) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||