4D v16.3

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ライセンス&証明書のページでは、以下の様なことができます:

  • シングルユーザー向けスタンドアロンアプリケーションへと統合したいライセンス番号を指定することができます。
  • OS X環境下では、証明書を使用してアプリケーションに署名をすることができます。

このページではアプリケーションに統合するのに使用できる配付ライセンスの一覧を表示します。

デフォルトでリストは空です。有効なアプリケーションをビルドするためには4D Developer Professionalライセンスと、その開発ライセンスに対応する4D Desktop Volumeライセンスを指定しなければなりません。

ライセンスを追加または取り除くにはウィンドウ下部の[+]または[-]ボタンをクリックします。

[+] ボタンをクリックするとファイルを開くダイアログが表示され、マシンのLicensesフォルダーの内容が表示されます。このフォルダーの場所については Get 4D folderコマンドの説明Licenses Folderを参照してください。

開発ライセンスとそれに対応した配布ライセンスを選択しなくてはなりません。これらのファイルは4D Developer Professionalライセンスや4D Desktop Volumeライセンスをアクティベーションした際この場所にコピーされます。

ファイルを選択すると、リストに選択内容が反映されます:

  • ライセンス #: 製品ライセンス番号
  • ライセンス: プロダクト名
  • 有効期限: ライセンスの有効期限(あれば)
  • パス: ディスク状でのライセンスの場所
ライセンスが有効でない場合、警告が表示されます。

必要なだけ有効なファイルを選択することができます。実行可能アプリケーションをビルドする際に4Dは最も適切なライセンスを使用します。

注: "R-リリース"バージョンにおいてアプリケーションをビルドする際には、専用の"R"ライセンスが必要になりました("R"製品用のライセンス番号は"R-4DDP"から始まる番号です)。

アプリケーションビルド後、配布ライセンスファイルが実行可能ファイルと同階層(Windows)やパッケージ内(Mac OS)に自動でコピーされます。

アプリケーションビルダーは、OS X 環境下において組み込み4Dアプリに署名をする新機能を備えています(OS X 環境下のシングルユーザーアプリ、4D サーバーアプリおよびクライアントアプリ)。アプリケーションを署名する事により、 OS X において「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」のオプションが選択されているときに Gatekeeper の機能を使用してアプリケーションを実行することが可能になります(以下の"Gatekeeperについて"を参照して下さい)。

  • アプリケーションに署名オプションにチェックをすると、OS X のアプリケーションビルド処理に認証が含まれます。4D はビルドの際に認証に必要な要素の有無をチェックします:

    このオプションはWindowsとOS X両方の環境で表示されますが、OS Xの場合においてのみ有効です。
  • 認証名: Apple によって有効化されたあなたのデベロッパ認証の名前を入力してください。この認証の名前は通常、キーチェーンアクセスユーティリティの中の証明書の名前と一緒です:

Apple からデベロッパ認証を取得するためには、キーチェーンアクセスのメニューのコマンドを使用するか、以下のリンクへ移動して下さい:

http://developer.apple.com/library/mac/#documentation/Security/Conceptual/CodeSigningGuide/Procedures/Procedures.html

注: この証明書の取得には Apple の codesign ユーティリティが必要になります。このユーティリティはデフォルトで提供されており、通常“/usr/bin/codesign” フォルダの中にあります。エラーが起きた際には、こ
のユーティリティがディスク上にあるかどうかを確認して下さい。

Gatekeeper とは OS X のセキュリティ機能で、インターネットからダウンロードしてきたアプリケーションの実行を管理するものです。OS X の10.8 Mountain Lion 以降、「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」 のオプションがデフォルトで選択されています(Apple は最低レベルの「すべてのアプリケーションを許可」のオプションを選択することを推奨していません )。もしダウンロードしてきたアプリケーションが Apple Store からダウンロードしたものではない、または署名されていない場合には実行が拒否されます。

4D アプリケーションビルダーのアプリケーションに署名の新機能は、このオプションとデフォルトで互換性のあるアプリケーションを生成可能にします。

Gatekeeper に関連する詳細はOS Xの各バージョンにおいて進化しています。具体的には、codesign の署名は、それが生成されたOSに応じてタイプが "v1" または "v2" となります。Gatekeeper 側では、署名の"v1" または "v2" は、最終アプリケーションが実行されるOSのバージョンに応じて受け入れられます。以下の表は、その互換性の原理の概要を表したものです:

OS Xのバージョンcodesign によって生成される署名Gatekeeperの受け入れ
10.8.x 以前v1v1 の署名を持つアプリケーションのみ
10.9.0 ~ 10.9.4v1 と v2v1 または v2 の署名を持つアプリケーションのみ
10.9.5 以降v1 と v2v2 の署名を持つアプリケーションのみ

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: アプリケーションの仕上げと展開

 
履歴 

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v16)
デザインリファレンス ( 4D v16.1)
デザインリファレンス ( 4D v16.3)