データファイルを変更する

4D v16.3

データファイルを変更する

必要であれば、データファイルを変更することができます。つまり一つのストラクチャーで異なるデータファイルを使用することができます。しかし同時に開くことのできるデータファイルは一つだけです。

データファイルとストラクチャーファイルは対でなければなりません。データ整合性を保持するために、カレントストラクチャファイルで作成されていないデータファイルを開くことはできません。4Dはデータファイルとストラクチャーファイルの作成時またはデータベースの変換時に自動で内部リンク番号 (UUID) を割り当てます。これらの番号はデータファイルが開かれるときに検証されます。

データファイルを変更するには以下の方法があります:

データベースを開く際に、データベースを開くダイアログボックスの"データファイル"メニューから他のデータファイルを選択または新しいデータファイルを作成オプションを選択します。既存のデータファイルを選択するか、新しいデータファイルを作成できます (ローカルデータベースを開く参照)。
データベース開始時にAlt (Windows) または Option (Mac OS) キーを押します。以下のダイアログボックスが表示されます:

他のデータファイルを選択または新しいデータファイルを作成を選択してOKをクリックします。
データベースを開いた後、ファイルメニューまたは4Dツールバーの"新規"や"開く"ボタンに割り当てられたメニューから、新規 > データファイル... または開く > データファイル... を選択します。

いずれのケースでもダイアログボックスで既存のデータファイルを選択したり、新しいデータファイルを作成したりできます。新しいデータファイルの作成を選択すると、4Dは元のストラクチャーでデータベースを開きますが、レコードはありません。

他のデータファイルを使用するか新しいものを作成すると、そのデータファイルが新しいカレントデータファイルとなり、次回データベースを開く際も自動で使用されます。
データファイルの名称を変更したり移動したりした場合、手作業でそれを指定する必要があります。