4Dには、I/Oオペレーションを加速させるためのデータキャッシュスキームが統合されています。データ変更がすぐにディスクに書き込まれるのではなく、しばらくはデータキャッシュ上にのみ存在するという事実は、コーディングに対しては透過的なことで影響を及ぼしません。例えば、QUERYを呼び出した場合、4Dデータベースエンジンはデータキャッシュを活用することでクエリ処理を最適化します。
64-bit 環境の利点を活かせるよう、データベースキャッシュマネージャーは4D v16において完全に書き換えられました。データキャッシュは自動的に有効化・最適化されますが、このテーマ内のコマンドを使用することで動的に設定、あるいは検証することも可能です。
またSET DATABASE PARAMETERとGet database parameterコマンドに対してCache flush periodicityセレクターが使用できるようになりました。