4D v16.3

SET CACHE SIZE

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4D v16.3
SET CACHE SIZE

SET CACHE SIZE 


 

SET CACHE SIZE ( size {; minFreeSize} ) 
引数   説明
size  実数 in データベースキャッシュのサイズ(バイト単位)
minFreeSize  実数 in キャッシュが一杯になった際に解放する最小バイト数

このコマンドは、4D の 64-bit版でのみ提供されている内部アーキテクチャーに依存しています。そのため、32-bit版でこのコマンドを実行しようとすると、エラーが発生します。

説明  

SET CACHE SIZEコマンドは、データベースキャッシュのサイズを動的に設定し、またオプションとして、メモリを解放する際の最小バイト数を設定します。

注: このコマンドはローカルモード(4D Serverおよび4D)用です。リモートモードの4Dでは使用できません。

size引数には、データベースの新しいキャッシュサイズをバイト単位で指定します。新しいサイズは、コマンドが実行された際に動的に適用されます。

引数には、エンジンが新しいオブジェクトを割り当てるときにデータベースキャッシュから解放する最小のメモリサイズ(バイト単位の値)を渡します。このオプションの目的は、データがキャッシュから解放される回数を減らすことによって、よりよいパフォーマンスを維持することです。
デフォルトではこのオプションは使用されていませんが、4Dはスペースが必要になった際には少なくとも10%のキャッシュを解放しています。お使いのデータベースが大きなキャッシュで動作している場合、総キャッシュサイズに対する割合ではなく、絶対値で解放するメモリサイズを指定することが有益である可能性もあります。このときデータベースで管理されているデータブロックのサイズに応じて設定を調整することができます。

例題  

カレントデータベースのキャッシュサイズに100MBを追加したい場合を考えます。以下のように書くことができます:

 C_REAL($currentCache)
 $currentCache:=Get cache size
  // カレントキャッシュサイズが、例えば 419430400 だったとします
 SET CACHE SIZE($currentCache+100000000)
  // キャッシュサイズは 519430400 になりました



参照 

Get cache size

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: キャッシュ管理
番号: 1399

This command can be run in preemptive processesFeature(s) not available in 4D 32 bits

 
履歴 

New
初出: 4D v16

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v16)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v16.3)